ちぇこです。
インナーチャイルドという言葉を知っていますか。
インナーチャイルドとは、子供時代の頃の記憶や心情・感傷の事を言い、大人になった私たちに多くの影響を与えるものです。
今回は、私が初めてインナーチャイルドを見つけた時のお話を書いていきます。
ずっとずっと見つけられないかった、幼いころの私
このブログでは、普段の暮らしだけではなく私のこころについての学びも記してきました。
そんな中で、先日「岡部明美・大塚彩子・立花岳志湘南3daysワークショップ」に参加し、ついに長年私の抱えていた「生きづらさ」の理由をひも解くことがきました。
ワークショップや全体の感想についてはこちら▼
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これは私にとって一大事であり、人生において間違いなく大きなターニングポイントとなりました。
私はこのワークショップに参加する前から、自分が「生きづらさ」を抱えている原因は、幼いころの親との関係に何かがあるらしいことはいろいろな本を読んで知識としてありました。
でも、私はどう考えても小さい頃の記憶ってとにかく父にも母にも愛されていて、幸せだったという思い出しかないのです。
転勤族で2~3年に1回引っ越ししないといけない環境だったため、毎回お友達作りをしたり、その土地の県民性だったり方言に合わせるのは確かに大変でしたが、転校生を経験している人なんてたくさんいるし、大したことないと思っていました。
父も母もとても愛情深く、今でも自分の家族が大好きです。
ただ、透視リーディングを習うようになってから、セルフワークで自分のチャクラを視ることができるようになったけれど、どうしてもいつも年齢でいうと幼少期~成人する頃までに値すると言われている第1・第2・第3チャクラを上手に視ることができなかったことが、気になっていました。
また、心理学講座に出て投影と抑圧の仕組みを知ったことでなおさら、私が「抑圧しているもの」の原因を知りたくなったのも動機でした。
そして参加した今回のワークショップ。
ある日の食事の際に、明美ちゃん(岡部明美さん)の隣をがっつりキープして(笑)お話をしたときのこと。
インナーチャイルドは、やはり私が未だきちんと捉えることができない第1~3チャクラに眠っているということを知りました。
それからふとした時に、明美ちゃんに「ちぇこちゃんはちょっと、自分に厳しすぎやしないかい?笑」というセリフを投げかけられました。
なんだか何気ないその言葉が、ものすごく印象に残りました。
自分が自分をどういうふうに見ていて、それが厳しいか厳しくないかって、測る方法がないからわからないですよね。
そうか。わたしはもしかしたら自分に厳しいのかもしれない。
その言葉がなんとなく意識の中に残りました。
私が生きづらさを特に感じるのは、具体的に職場などで思っていることが言えない、というところにあります。
前職の広告代理店では担当していたクライアントの様々な意向に、自分軸がないためにいちいち感情で振り回され、責任が重くなるにつれ上手に仕事を進めることができず、結局逃げるように退職。
今の職場では、逆に人がどんどんリストラされて気づいたら責任が重い立場になってしまい、重圧がものすごく大きくなっていきました。そして上司に意見することができないくせに不満をためこみ、ひとりで毎日憤慨していました。
そしてこの「苦しい」「助けて」が言えない感じは、実は幼い頃から感じていたということを、この3日間でやっと理解したのです。
明美ちゃんが投げかける言葉ひとつひとつに体がものすごく反応して、涙が止まらないのです。
自分で引くくらい泣けてくる。笑
親に対して自分で勝手に言ってはいけない・迷惑をかけてはいけないと思い込み、助けを求めることができなかった苦しい場面が、名場面集のようにどんどん湧き上がってくるのです。
小さな私は、
苦しい!
助けて!
と何度も何度も言っていました。
私あの時もあの時も、私は必死に我慢してたんだ!!
とやっと、やっと、気づいたのです。
さらに、結局は自分が生きづらいと感じて、言いたいことが言えないのは人の機嫌や顔色をいつも判断基準にしていたからだということを再認識しました。
そして、ここが1番のポイントだったのですが、これは元をたどればいつも母の顔色を伺っていたことがベースになっているということが今回わかってしまいました。
これは私にとっては本当に衝撃的でそしてとても怖いことでした。
33年間、母の娘をしてきましたが母の顔色を自分が伺っていたなんてこと、全然自覚していなかったのです!
この段階ではまだ、「母を悪者にしているようで嫌だ!!母さんは悪くない!」とものすごい抵抗が襲ってきていたのです。笑
もともと母親とは「友達親子」のように仲が良く、お互いになんでも相談していました。
でも数年前にそれが共依存という状態であることをいろんな本を読んで学び、すべてを母に委ねて責任を放棄することから卒業しようと、精神的な自立を決意しました。
母もそんな私を見て「母さんから卒業していったね」と寂しそうに言っていました。
でも、自立を決意したことで不思議と一気に流れが変わって、ずっとうまくいかなかった恋愛もうまくいき、超ミラクルスーパーすてきな人と結婚することもできました。
だから、私は母との関係は精神的にとっくに乗り越えて卒業したと思っていたんです。
だけど、この生き辛さの原因でさえも母との関係にあったなんて。
私は母を恨んでいないし、母は何も悪くないと思っています。
むしろ、母こそ祖母からきちんと愛情を受け取れていない人だったこともわかっています。
だから母自身が「安心・安全」という感覚を自分の中に掴めないままだったことを思うと、母にも同情してしまいます。
とにかく、幼いころのわたしは無意識のうちに母の顔色を判断基準にしていた。そしてそうすることで私自身が母をコントロールしていた。そして今も社会でその続きをやっていたのだと。
この仕組を理解したことで、この悲しい連鎖を断ち切るのは私しかいないし、だからこそ今こうしてここにいるんだと確信を得ることができました。
もう大丈夫だよと、小さく健気な自分に優しく言ってあげることができたのです。
ワークショップの後は本当に自分が生まれ変わったような感覚で、あの清々しさは忘れられません。
本当に時間がかかったけれど。やっと出会えた、幼かった頃のわたし。
今は本当にそんな自分が愛おしくて仕方ないです。
そして、自分で決めて、感性で選んできたこれまでの学びの場がすべてパーフェクトにわたしにフィットしたことに自画自賛したい思いです。笑
おまけ
ワークショップが終わり、鎌倉まで迎えに来てくれた夫に私の気づきについて興奮気味に話しました。
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l big”]…ね!!私がいつも人の顔色を伺ってしまうのは、元は小さいころから母さんの顔色を伺っていたからだったんだって!!!ビックリじゃない!?![/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/06/kumatan.jpg” name=”おっと” type=”big r”]……うん、知ってたよ。[/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l big”]…え?知ってたの??言ってよ~![/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/06/kumatan.jpg” name=”おっと” type=”big r”]言ったこともあるよ。[/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l big”]…え?そうだっけ?[/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l big”]・・・・・(思い出し中)[/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l big”]あ、言ってたわ!!言ってた!!言ってた!!!あはははは!(爆笑)言ってたわ~。でも、全然、聞いてるようで、聞いてなかったんだね。本当の意味でそのことを【理解】してなかったんだわ。[/voice]
[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/06/kumatan.jpg” name=”おっと” type=”big r”]うん、気づけて良かったね。参加できてよかったねଘ(੭*ˊᵕˋ)੭[/voice]
…といったことがありました。笑
自分でも薄々感じてた様々な材料を手にして、それでも核の部分にはなかなかたどり着かない思いをしていましたが、今回のワークショップの学びによって、それらの点と点がすべて繋がった、そんな感覚を味わうことができました。
初日にタロットカードで引いた【あと1ピースで完成】の意味は、このことだったのかもしれません。
これは絶対ワークショップのあのすばらしい講師陣と、そしてグループみんなの意識がリンクして巻き起こったパワーがあったからこそだと思っています。すべては用意されていたんだなあ。
以上、私のインナーチャイルドと出逢ったときのお話でした。
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