私の部屋がなくなって、ひとりじゃなくなったことを実感したお話。

暮らし

今週のお題「わたしの部屋」

はてなブログを始めてみたはいいけれど、どんなことを書こうか迷っているうちに数日経ってしまいました(◜௰◝)ありゃりゃ…

そんなとき「私の部屋」というお題が上がっていたので少し書いてみようかと思います。

初めて「私(だけ)の部屋」が与えられたのは確か中学生になってから。
それまで弟と並べていた学習机から卒業して、アンティークの米軍払い下げデスクが与えられたっけ。
懐かしいなあ
母は昔からインテリアにも凝っていて、わたしもその影響を多分に受けていたので、
自分なりにしょっちゅう模様替えしたりおこずかいの範囲内でインテリア雑貨なんて買ってきて並べるのが好きでした。今もそれは変わっていません。

高校生になってからは、親の転勤に伴い寮に入りました。
はじめは先輩や後輩、同級生と同室で、受験シーズン前頃からひとり部屋に。
念願のひとり部屋だったけれど、今思うと部屋がスヌーピーのぬいぐるみだらけになっていったのは、寂しさに比例していたのかも。

大学に入学してからも、寮で共同生活したり、友達とルームシェアしたり。
「私の部屋」は確保しつつ、常に誰かのぬくもりをそばで感じられる生活でした。
お金がなかったのもあるけれど、なんだかんだやっぱり、寂しかったのかもしれない。

まるっきりひとりで生活したのは就職してから。
しかもそれもたったの1年ほどで、弟が上京し転がり込んできてあっけなくひとり暮らしは終了。
でも「私(だけ)の部屋」はやっぱりあり、掃除ベタ・整理整頓のできない私はよく弟に呆れられていました。笑

そして先日結婚。
新しい土地に引っ越してきて、イチから生活をふたりで作り出しています。
そして今、「私(だけ)の部屋」は完全になくなりました。これはとても大きな出来事!!

そして同時に、私にとって、”私の”部屋がなくなったことは、”ひとりじゃなくなった”ことと同義なんだと実感します。

夫用に仕事部屋はひとつ設けてありますが、私の守備範囲はキッチン・ダイニング・リビング・寝室となかなか広く(あ、部屋自体は狭いですが汗)、相変わらず整理下手でよく汚くなっているけれど、掃除後に部屋を眺めながらお湯をわかして、夫にコーヒーを入れている時間がとんでもなく幸せ。

こんなに幸せでいいのかと、心の底の部分がじんわりしてくるこの感覚も、もう何度味わったかわからない。

もしかしたら何十年後かにこの文章を読み返した時には「こんなしおらしいこと言ってるわ!」と笑えるのかもしれないけれど。
それはそれで楽しみだなあと思います。

そんなわけで、今の私のお気に入りの部屋(ダイニング)。ででん。

これからも生活に合わせて部屋はいろいろ変化していくだろうけど、

やっぱり部屋やおうちが大好きだし、
今のこの生活がとても気にっています。

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