テレフォン人生相談に見る「自分劇場」~農家の嫁が、義両親を嫌いなのに離れられない本当の理由~

ちぇこです。

前回の記事で、▶「嫌いな人」を作ってしまう原因は何?ひとつひとつ心の仕組みを観察して楽になろう。ということを書きました。

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今、私たち夫婦はラジオの「テレフォン人生相談」が好きでよく一緒に聞いています。笑

いろんな人がいて、いろんな悩みがあるんだなあといつも思うのですが、こころについて少しずつ学ぶようになってからさらに関心が高まりました。

前回の記事では、私たちはそれぞれ自分のフィルターというプロジェクターを通して、自分だけの「自分劇場」を上映し、それを見ているということを書きました。

言うまでもなく、テレフォン人生相談に寄せられる相談はそれぞれの相談者の「自分劇場」を一部見せてもらえるということです。だから面白いんですよね~。

なんといっても、回答者の先生方はやはりプロフェッショナルであり、いつも見事に相談者が抱える本当の問題を暴いていきます。本当にかっこいい!!!

今回から、テレフォン人生相談を聞きまくっている私たちが厳選した(笑)、学びの多い相談内容について書いていきたいと思います。

テレフォン人生相談ではよく、相談者の話す相談内容には全く出てこない人物と本人の関係性が実は真の答えだったということがよくあります。今回は紛れもなくそのパターンの一例です。( ̄ー ̄)

ではいってみます。

義両親から離れたい!農家のお嫁さんの相談

相談者は、50才の主婦。子供2人。

「義両親とともに農家の手伝いをして暮らしている。
義両親を好きになれずうまくいかないのをどうしたら良いか。」

といった内容です。

相談者の主張はこうです。

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自分なりに頑張って農業を手伝っているつもりだが、義両親は頑張りが全然足りないと言ってくる。

言われたことは素直に答えているし、反論したことは1度もない。

義両親は古い価値観の持ち主で自分たちのスタイルに入れ込もうとする。たまに自分が外に遊びに行こうとしても許してもらえない。

残りの人生このまま嫌な思いして暮らすなら、昔4人で住んでいたところに戻りたいと思って、眠れない。

なぜ一緒に住み始めたのかというと、
以前から「子供が小学校に上がる時に小学校入る時は戻ってこい」と言われてた。
それまでも繁忙期には手伝いに来ており、その時はすごく優しかった。だから大丈夫だと思っていた。

しかしいざ一緒に住むと苦しくなった。

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[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l”]あー、これは苦しい。義両親ひどい!!この相談者はいい人そう。夫は何も言わないのかな?夫よしっかりしてくれ!![/voice]

…と、私は相談者に感情移入し、義両親と夫にプンプンしていました。笑

でも、自分劇場の問題は自分の中にある。今回は何が投影されているのでしょうか。

それでは、先生方の回答を見ていきます。

マドモアゼル愛先生の回答

(義父はお婿さんであり、家の中で権力を握っているのは義母ということから)

この構造から、義母が権力を握っていて義父も夫も力を奪われた異様な空気感が漂っている家だと分析。

これだけいじめられたら、「私はつらいんだ」と旦那様の前で泣きわめいて、助けを求めて解決してくこともできるはず。なのにそれをやらないのは、苦しい苦しいと思いつつも「どうしたら続けられるか」という方向に相談者の気持ちがまだ向いているからだ、と指摘します。

「4人でまた暮らしたいというのが明確な望みなのに、何が問題なの逆に?」と先生は質問します。

相談者は「何も問題ない」と答えながらも、いろいろな理由を付け足していきます。

そこでマドモアゼル愛先生の愛のムチ!!

「まずは離れること。キーはあなた。あなたしか動ける人はいない。」と力強く言い、とにかく主張をすることを促します。

加藤諦三先生の回答

続いて加藤諦三先生。

マドモアゼル愛先生が言ったような行動をなぜ取れないか相談者に聞き、【勇気がない】というキーワードを引き出します。

そして諦三先生は、勇気がないという言葉の裏に隠されているのは、攻撃性なんだと説きます。

「あなたはものすごい敵意がある」と先生は言います。相談者もそれを認めます。

[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l”]うんうん、そりゃあ、敵意がありますよ!だってこんな義両親にいじめられて、敵意がないわけがない![/voice]

そして諦三先生の確信をつく一言。

これはお義母さんの問題じゃないんだよね。あなた全部すり替えてるの。

[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l”]え!!!義母への敵意じゃないの!?!?!すり替えている!?[/voice]

問題は、この家族間のものではないと加藤先生は言います。

「本当はあなたがここへ来る前に誰かに持っていた敵意。これを処理することが先決なんです。これが処理できればこの問題は完全に消えます。さて、前にどういう人に敵意があったの?」

[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l”]ごくり。[/voice]

すると相談者は言います。

「実の姉だと思います。」

[voice icon=”https://cheko-blog.com/wp-content/uploads/2017/04/8983163c45ee3a41c7c70f31eb12df0d.jpg” name=”ちぇこ” type=”l”]姉ーーーーー!初めて出てきたけど、姉ーーーー! (ノ゚ρ゚)ノ[/voice]

諦三先生はそこで、「姉に負けることが悔しい、だから元の家には帰らない、ということですね?」と確認します。

どうやら相談者は、姉に馬鹿にされるのが嫌で、子供の頃から姉に負けたくないと思っていたそう。今回同居を解消することで姉に「ざまあみろ」と言われるだろうことがどうしても悔しいというんですね。

ここで諦三先生のとどめの一言。

「だけどこの悔しさで、あなたは自分の人生を滅ぼそうとしているんだよね。」と。

だからこの問題は、実は相談者とお姉さんとの関係これを解決しなければこの問題は解決しない、というのです。

そうして最後に諦三先生はこう締めくくります。

すべては隠された怒りに対する反応です。
それが変装しているだけ。
それがわかったら修羅場を作りなさい

きゃーん!かっこい~~ (*´Д`*)ポポンッ

もう、ほんと、諦三先生好き。

いかがでしたでしょうか。

現状に嫌なことがあって、その対象に対して不満が溜まっているのに抜け出せないのは、もしかしたらこういった「誰かに負けたくない」「バカにされたくない」「ダメなやつだと烙印を押されたくない」という意地が原因になっていることは、案外多いかもしれません。

今回は、それを見事に見抜いたお話でした。

▼同じように、諦三先生が隠れた真実を見抜いたお話シリーズです。

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