テレフォン人生相談に見る「自分劇場」~肌のふれあいがない娘夫婦のことが心配な母~

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ちぇこです。

さて今回も、私たち夫婦がハマっているラジオの「テレフォン人生相談」から厳選した相談内容を書いてみます。

テレフォン人生相談ではよく、真実のヒントがとんでもないところに隠れているということがよくあります。

今回も本当に興味深いですよ~。

ではいってみます。

肌のふれあいがない娘夫婦のことが心配!

相談者は女性。最近お見合いで結婚した28歳の娘について。

「10ヶ月前にお見合いして、最近結婚した28歳の娘。
結婚した後も肌の触れ合いがなく、娘が寂しそう。どうしたらいいか

といった内容です。

相談者の主張はこうです。

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28才の娘がついこないだ結婚した。
お見合いをして先にアパート決めて、同居したのち結婚。
ただ結婚した後も肌の触れ合いがない、と娘が涙ながらに言ってきた。

生活が全然違うもの同士が一緒になったから、仕方ないかもしれないけれど親としてどうやってフォローしたらいいか。

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ちぇこ
ひょえ~。相談内容は深刻かもしれないけれど、そういうことをお母さんに相談するんだなぁ。ちょっとビックリ。※あ、ここで言う「肌のふれあいがない」とは、つまりそういうことです。(どういうこと?笑)

加藤諦三先生がヒアリングしていきます。

「結婚前から触れ合いはなかったのですよね。それなのになぜ短期間で先にアパートを決めて同居してしまったのですか?」

その質問に対して相談者は「お見合いをして短期間でパタパタと結婚を決めたので…先にアパートを決めたのは新しく入るアパートのお湯の出具合とか、戸の具合とか、部屋の不具合を指摘しなきゃいけないからでした…」

ちぇこ
…ん?なんかズレてない??

諦三先生

「?どうもわからないのは、なぜ引っ越しが先なの?本末転倒ですよね。惹かれあって結婚したんでなく、家から押し出されて家を出たわけでもないなら、先にアパートを決めたのは説明ができないですよね」

ちぇこ
私もそう思う。親たちの圧力でなんとなく結婚してしまったのかなぁ…

お相手の男性は35歳で実家暮らし。少し支配的な父親と静かな母親。ということで、実家暮らしは便利だけど心の中では出たくて、好きとかじゃなく結婚したという見方が浮上しました。

相談者も、どんどんお見合いを進める中で「相手のことは少しずつ好きになればいいかなと思っていた」と言います。

ちぇこ
今もそういう結婚はあるんだなぁ…

今も、子供を持つかどうか等についても相手の男性ははぐらかして真剣に答えてくれないとのこと。

伊藤恵子先生の回答

「子供のことなど、夫婦として大事な話を始めからはぐらかすというのはどうなのでしょうか?
形だけ結婚して、世間体を気にしただけの結婚だったのか、それとも家庭を築く気があるのか、つきつめてふたりで話さないといけないことですね。

そして、お嬢さんがしあわせな家庭が作りたいというならこの結婚は続けられない、という決断を下すこともあるでしょう。」

そしてここで先生がポイントとなることを聞きます。

「お嬢さんは、あなたに助けを求めているのですか?
それとも、あなたがあなた本位でお嬢さんより一歩先に出てはやまわりはやまわりして口出ししているのですか」

これに対し。母親は

「あの子の気持ちというよりは私の気持ちをいつも優先してきちゃったかなという思いはあります…」

そして先生は
「もう28才ですから、お嬢さんが自分で結婚という節目を選んだんだから、自分でどうしたいのかあきらかにしないといけないですよね」

ちぇこ
お母さんは心配のあまり過保護だったということですね。

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加藤諦三先生の回答

「いいアドバイスいただきましたよね。
ところで、あなたのお嬢さんはお父さんとの関係はどうですか?」

ちぇこ
おぉ、キタキタ!

「すごくいいです。娘はお父さんが大好きです。
小さいときは、お父さんがなんで私でなくお母さんと結婚したのかと言っていました。」

諦三先生
「そうですよね。父親との関係が良いですよね。それは心理的に意識してるかは別として、お嬢さんは3人の関係からあなたを排除しようとしているんです」

「だけど、同時にあなたに対する母親固着があるんです。非常に複雑な関係です。」

「そして、父との関係が密接だからまだ”女”になりきっていないところがあるんですね。
父親と深く結びつきすぎているお嬢さんと、母親と深く結びつきすぎている男性が見合いで結婚。
表面上は問題ないけど心理的には猛烈に問題を抱えているんです。」

ちぇこ
そういうことかー…。

ここで、諦三先生がさらに切り込みます。

「あなた自身にもゆがんだ関係を作る原因があったんですよ」

ちぇこ
おぉ!ついに諦三先生が確信に迫っていく!!

あなた自身はお父さんとお母さんどちらが好き?

相談者「父親です。」

諦三先生「そうですよね。お父さんといるときの方が居心地よかったよね。なんでだと思いますか?」

相談者「父はよく話を聞いてくれた。全部だまって受け入れてくれた…。」

諦三先生「大変失礼なことを聞くけど、あなた今、自分にも絶望してない?

ちぇこ
!?!?!

相談者
「そうですね…私は人に左右されやすいところがあって筋が通ってなくて。それでいて家の中では女王様みたいな…。
自分のいいように何でも取り仕切ってそのくせ一歩社会に出ると何もできないってことを知っててだから主人に頼って…」。

諦三先生
「まったくの自己不在ですよね?あなたは家の中ではサディストなんです。表面は愛の仮面をかぶったサディスト。その根源にあるのは、あなたが実のお父さん・お母さんとの間で本来解決しないといけないものを58才まで抱えてきたところにあります。これはどうしても解決して乗り越えないといけないんです」。

愛の仮面をかぶったサディストとは
「あなたのことが心配なのよ」「あなたのためを思って」などと言う言葉で、一見相手のことを思った愛のような言葉や態度に見えるけれど、実は相手を束縛して自分の思う通りに動かそうとする人のこと。

(今回の相談は実は)お嬢さんは関係ないんですよ。

ちぇこ
えーーー!娘さん関係ないのーー!?(このパターン、多いなあ。笑)

それを乗り越えたら家の中でも外でも自信を持って生きていけます」。

ちぇこ
なるほど…。一見、娘のことを真剣に悩む母親のように見えましたが、じつは娘の心配事を通して見えてきたのは、相談者自身の自分への絶望や不安感だったということです。

娘さんのことは娘さんが解決する。

相談者が解決すべきは、自分と親との関係だった、ということです。

はぁーー。

今回も大変勉強になりました。

いかがでしたでしょうか。

今回は3回にわたって、テレフォン人生相談でよく見受けられる相談者の話す相談内容とは全然違うところに実は真の答えがあったパターンピックアップしてみました。

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