ちぇこです。去年、友人の結婚式で夫婦で小豆島を訪れました。
小豆島の「金両醤油」で2~3年ものの醤油を味わう。
その際、小豆島は醤油の製造が盛んということで醸造元がたくさんあり、立ち寄ってみたのです。醤油は毎日といっていいほど口にしているのに、昔ながらの醸造元を訪れるのは初めての体験でした。
私たちが訪れたのは「金両醤油」さん。なんと小窓から蔵の中が見られたのです!
なんだか興奮してしまいました。
いろいろなお話を聞き、杉桶にて2~3年熟成発酵させたという特撰の丸大豆醤油を1本買って帰りました。
720mlの瓶で1,000円ほどとお高めですが、とてもコクがあり味わい深く美味しかったです。
720ml瓶も楽天で通販していたらいいのになあ。
そして先日、ちょうど我が家の醤油が切れたので、スーパーに買いに行くことに。
最近読んだばかりの本に書いてあった内容を意識しながら、棚に並んでいる醤油と本の内容を照らし合わせてみました。
①醤油の原材料表示のチェックの仕方
本来の醤油は、大豆・小麦・塩・麹・水だけで作られています。
たくさんの労力と、根気強い管理が必要で本来とても手間がかかるものです。
今市場に出回っている普通の安い醤油は、そもそも「丸い大豆」ではなく、大豆から油を搾った残りかすの「脱脂加工大豆」だと言うのです。
ええー!驚きですよね。大豆のカスで醤油が作られていたなんて…ほんとうかな???実際に、商品を見てみると…
ほ、ほんまや!!!!(いきなりのさんまさん風ノリツッコミ)
今まで、まったく意識したことがありませんでした。
②大豆、塩、小麦だけを使った伝統製法のものを選ぼう
ではどんな表示の醤油を選んだらいいのか。
我が家では今脱脂加工大豆を避け、丸大豆と塩、小麦といったように原材料の数が少ないものを選ぶようにしています。
さらに天然熟成などといった伝統製法のものが尚良いと思っています。
スーパーで表示をよく見ると、そういった醤油もきちんとあります。
価格も、よく売られているもののプラス100円程アップする程度で、めちゃくちゃ高いわけではないのです。
毎日体に入り、それが血となり肉となることを考えるなら、迷わずこちらを選びたいですよね。
そういえば先日、上等な瓶に上等な和紙のラベルが貼られたこんなお高い醤油を見つけたのですが、良いものほど原材料がシンプル!そして手間がかかっているということですね。
お料理用は丸大豆の醤油、そしてこれは我が家の「納豆用醤油」として使っています。(笑)
本当はいつか、自分の家で醤油も作れるようになったらいいのになと思います。
以上、和食に欠かせない「お醤油」の選び方についてでした。