「一畑薬師」で朝のお勤めと写経体験!写経をして改めてわかった心のくせ。【出雲スピスピ旅行記14】

旅行記

出雲旅行4日目。

この日は一畑山コテージを運営している一畑薬師で朝のお勤めに参加しました。写経体験もして、境内周辺もお散歩したのでご紹介します。

空気が美味しくて凛とした「一畑薬師」で朝のお勤め!

私たちが宿泊した一畑山コテージは、もともと「一畑薬師」の宿坊だったところをコテージとしてオープンさせたそう。

そのためお寺とコテージをつなぐ道路にもお地蔵さんが。

コテージの記事はこちら▼

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この日は午前中に朝のお勤めと写経をして、宇美神社と温泉を巡って夕方には帰ってくる日程でした。

朝のお勤めは強制ではありませんが、初日の受付の際に「ぜひ参加させてください」とお願いしました。

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朝のお勤めは7:30~。

これが一畑薬師。

コテージと同じく標高200メートルの一畑山上にあり、「目のお薬師さま」として、全国的に知られています。

本殿の様子。

ここで朝のお勤めが行われました。

本尊の薬師如来の両脇には、日光菩薩・月光菩薩、十二神将がまつられているそうです。

「目のお薬師さま」として千年以上の歴史がある、薬師如来の総本山。

お勤めが終わると、なんと管長(住職)さんとお話をしながらお茶を飲む機会が。びっくりしました。

「目のお薬師さま」として有名だけれど、身体的な「身体の目」だけでなく、「心の目を開くことも大切」だと、管長(住職)さんはおっしゃられていました。

まさに第6チャクラが開かれたような気がしてなりません。良い体験ができました。(*^^*)

▼八万四千仏堂。(壮大な計画で、現在も奉納を募集中とのこと)

写経をしてわかった、いつもの自分の心のくせ

そして、山上商店街などを散策し、10:30~の写経に参加!

写経は09:00~16:00の好きな時間ででき、一人1,000円。自分のペースで行います。

席に着くと写経セットが用意されていました。

なんとビックリ。住職が書いた般若心経が下地として薄い色で印刷されています。

筆も筆ペンで、すごくラフな感じですね。

気負わずできて良かったとはいえ、私は2時間近くかかってしまいました…

書道は幼稚園生の頃から習っていて、大学もいろいろあって書道学科を出たにも関わらず、筆への苦手意識があるわたし。(硬筆の方が好き。)

書いている傍から、ただなぞるだけなのにうまく書けなくて、「うわ、へたくそ」「あ、失敗した」「なんでこんなに下手なんだろう??」と自分を責める声がじゃんじゃか降ってきます。

一方、書道なんか習ったのことのない、決して字がうまいとは言えない夫(すまぬ、夫よ)が、後ろの席から

「うわ、イイ感じ」「うまいな僕」「うん、できたできた(^O^)/」

とつぶやいているのです。笑

そこで私はハッとしました。

何も書道の批評会に出すわけでもないのに、そんなにストイックにやらなくてもいいんじゃない?と。

今書いているこの瞬間の自分に意識を集中させようよ、と。

そして日ごろから、もっと自分が自分に優しくしてあげなきゃと、そんなことに気づいたのでした。

▼完成!夫の写経(載せてと言われたw)

▼完成!私の写経

写経が終わったらまたお茶が用意されていて、暖炉の置かれた待合室で一服。

とっても良い時間を過ごすことができました。

境内散策で水木しげるさんのキャラクターをたくさん発見!

ここからは境内のご紹介。

境内を歩いていると、水木しげるのエッセイ漫画に出てくる「のんのんばあ」の像が!!!

マンガの中で、水木しげるを育ててくれたのんのんばあが

「オンコロコロ センダイ マトウギ ソウワカ」と

言っているシーンがあるそうです。お薬師様の真言です。なんだか感動。

境港出身の水木しげるにちなんだ像が他にもたくさんありました!

階段を下った通りには、目玉おやじが…!転んでる…?

笑。欲にころんだ目玉おやじ。お尻が超キュート!

こんなのもありました。

「果報は寝て待て」バージョンも。

これなんかは帽子かぶってます。笑

誰か参拝したおばあちゃんが作ってくれたのでしょうねえ。なんかこんなところに人の情や温かみや信仰心を感じてほっこりします。

道ばたには、ベンチとそれを突き破って咲く力強い花が!!

かわいい。

そして昔ながらの風情たっぷりの山上商店街。

おろろ。わんころがいる。

「わんころーーー!」

「ん?」こっち向いてくれた。笑

ここのお店でおまんじゅうを買って食べました。

そんなこんなで、この後車に乗って下山し、本日の神社巡りへ。

神社ばかりでなく、お寺もしっかり参拝できてすごく良い時間でした。

一畑薬師、またぜひ訪れたい場所のひとつになりました。

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