寝台列車「サンライズ出雲」のシングルツインを夫婦で利用してみた!【出雲スピスピ旅行記1】

旅行記

ちぇこです。

1つ前の記事で書いたとおり、出雲旅行をすることになりました。

昨夜出発の寝台列車「サンライズ出雲」に揺られること13時間。

今このブログを今夜のお宿で書いています。

まずは、「サンライズ出雲」の「シングルツイン席」に乗ってみた感想からいってみます。

出雲への寝台列車「サンライズ出雲」に乗車!

▼旅の全行程についてはこちらをどうぞ。

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今回、夫の大好きな出雲へ一緒に旅行をすることに決めたのですが、交通手段をどうするかについてはいろいろと悩みました。

一番早いのが出雲縁結び空港⇔羽田で往復航空券+宿のツアーパックを取る。もしくは、LCCを使って広島⇔成田にして広島旅行もくっつける。

当初はこのどちらかにしようと思っていたのですが、結婚前から夫はよく「サンライズ出雲に乗って出雲大社へ行くのが夢( *´艸`)」と言っていました。

「それなら、せっかくなんだから後悔のないように…お金は少しかかるけど行きだけでも寝台列車で行こうよ!」とちぇこが男気を発揮。(←自分で言う)

かくして、寝台列車で出雲へ行くことになったのでした!

当日。駅のホームへ向かうとすでに列車は到着していました!

「サンライズ瀬戸」と書いてありますが、サンライズ瀬戸とサンライズ出雲は併結されおり、岡山で分割されるのです!!

夫ほどは思い入れはないはずなのに、間近で見ると一気にテンションUP!!笑

ちなみにすっごくわかりにくくて申し訳ないのですが▼こちらが「サンライズツイン」のお部屋。1部屋にベッドが横並びで2つあります。サンライズツインは残念ながら満室でした。

▼これがシングル。

▼これまたわかりにくいのですがこれが一番安い「普通車」で、ちょっとした区切りがあるだけの雑魚寝のような部屋です。夫は過去にこれで出雲→東京間の列車には乗ったことがあるそうです。

そしてそして…今回私たちが利用したのがこちら!「シングルツイン」!

ふぎょぎょ!!(←朝ドラの影響もろに受けてる)

シングルツインとは、補助ベッドを備えた2段ベッドの個室のこと。補助ベッドを使うことで、2人でも利用する事ができるのです。

下段はこちら。

上段はこちら。落下防止のベルトが付いてます。

けっこう、狭いです!!

おそらく1畳ちょっとくらいしかないのでは!?という体感です。

私たちの向かいの部屋もカップルで利用していましたが、扉を開けた瞬間彼氏の方が「せまっ!!予想以上に狭い!!」とおののいていらっしゃいました。

でも、なんていいますか、この狭さこそが、子供の頃に楽しんだ「秘密基地」のようでワクワクしましたね~*

そして「出発前に、他の車両を探検しよう!!」と夫が目をキラキラさせて言うので、カメラを持ってチェックしてみました。

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「サンライズ出雲」車両の様子レポート

まずは洗面所。けっこうきれいです。トイレも広々としてきれいでした。

(ちなみに列車や飛行機のトイレの水が流れる時の「シュゴッ!!」という勢いに、毎回ビビる私です。)

こちらはシャワー室。夜出発なので私は家で入っていきましたが、夫が利用。

1回320円です。1人30分以内の制限があり(それはわかる)、そしてお湯が出るのはトータル1人あたり6分だそうです(えーーーー!修行!!!)

▼この券売機でシャワー券を買います。

売店はなく、自販機がいくつかあるのみでした。

食べ物などは持ち込むのが確実ですね。

▼こちらはデッキ。

さて、私たちの座席「シングルツイン」に戻ります。

下段のベッドですが、真ん中のベッドマットは外せるようになっていて、外したものを背もたれにすることで

こんなふうに向かい合わせの座席にできます。(ブレブレですみません…)

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そんなわけで持ち込んだ飲み物やおつまみを食べて、しばらくは夜景を楽しみます。

▼途中、きれいな夜景が見える橋を渡ったので「ブログに載せよう!」と写真に撮ったら…

自分しか映っていませんでした…。

とほほ。(≧▽≦)

そんなこんなでひとしきりはしゃいだ後は、就寝モードへ。

私は夫からの課題図書「水木しげるの古代出雲」を読みながらうとうと。

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私が下段、夫が上段だったのですが、下段は電車のモーター音がわりかしダイレクトで伝わってきた印象です。

私は持参したアロマの香りをかいで、耳栓をして、自分ワールドを作って眠りにつきました。

ここ数日のバタバタで疲れていたのもあって思っていたよりはよく眠れましたね。

朝、目が覚めると窓から見えた一面の緑。田舎の風景。

しかもわたしの大好きな雨!霧!靄!

あーーーしあわせ。こんな幸せなことがあって良いのだろうか。

夫が寝ていた上段へ。窓が下段よりさらに大きくて、空が広い。

臨場感があるのは下段かも?でも上段はモーター音が届きにくくて良いかも?好みによりますね。

実は明け方に貨物列車が鹿と衝突したようで、列車に遅れが発生。

10時到着の予定が1時間伸び、予定より長く寝台列車を楽しむことができたのでした。

想像していたよりも、かなり満喫できた「サンライズ出雲」でした。

サンライズ出雲、気になった点

おおむね大満足だった寝台列車「サンライズ出雲」ですが、ひとつだけ気になった点がありました。

それは、けっこうシングル席が空席だったこと!!!

ツイン席と、雑魚寝の普通席が満席だったのはわかったのですが、車両移動で廊下を歩いていると、かなりの割合でシングル席は空きがありました。

もちろん、ゴールデンウィーク最終日・日曜夜の出発だったということが大きな要因だと思います。

それでも、少し寂しいなあと思いました。

最近は工夫をこらした夜行バスしかり、九州の超豪華寝台列車しかり、安さではなく「特別感」を売りにした単価が高い乗りものが増えてきている傾向にあると思います。

そこで考えると、余計なお世話ではありますが、サンライズ出雲も何か小さな改革をしても良いのかなと思いました。

例えばシングル席をもう少し減らして、ツインの席を増やし、今までの4部屋分を1部屋で使ってホテルのような空間にするとか。

まあ、ただの素人考えの妄想ではありますが(笑)すごく良い経験ができてサンライズ出雲が大好きになったので、これからもサンライズ出雲にはずっと走り続けてほしいと思ったのでした!!

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さて、次回からも出雲旅行記は続きます!

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