仕事を任されると不安で辛い…このプレッシャーの原因は、小さい頃のこんな思い込みが原因かもしれない。

働き方

こんにちは。ブロガー/WEBディレクターのちぇこです。

あなたは社会人生活を送る中で、

「より責任の重い仕事や、新しい仕事を任されることにものすごく不安を感じる」

「大きな仕事がまわってくる度に辛い思いをしている」

…なんてこと、ありませんか?

実は、まさに私がそうでした。

特に会社を退職してフリーランスとして少し活動するようになった今、なおさらこの思いが強くなってずっと困っていたのです。

でも、理由がついにわかったのです!

衝撃とともにある意味感動してしまったので、誰かのお役に立てることを願って記事にしてみたいと思います。

仕事が依頼されると、なぜかつらくて恐怖が襲ってくる

今年、それまで勤めていた会社を退職した私。

現在は少しばかり休憩をして、今後の活動についていろいろな可能性を模索中です。

そんな中、これまでの繋がりやブログでの発信などを通して、個人的にお仕事をご依頼いただけるようになってきました。

本当は、必要とされているのならきちんと私が提供できるサービス一覧のページを作り、ブログもプロ仕様に変更したいところ。

でもずっとずっと、どうしても気が乗らず、サービスページを作ることができないでいました。

ものすごく矛盾をはらんでいるのですが、サービス一覧ページを作ると、お仕事の依頼が来てしまうかもしれない、という怖さがあったのです。

お仕事をいただけることはありがたいこと。それなのに、それが怖いのです。

これは会社員時代もそうでした。

年数を重ねれば、やはり当然のことながら任される仕事の責任は大きくなっていきます。

何か新しい仕事を任されたり、私の出す結果によって会社の今後がものすごく変わるようなことを自覚しだすと、もう本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。だから昇進や役職にも全く興味がなかったし、できることなら避けて通りたいと思っていました。

ただ、会社員時代は、「会社員なのだから、嫌なんて言ってられない。やるしかない。」と自分を奮い立たせてやってきていました。

問題は、会社を辞めてからです。

先述の通り、ブログなどを通してお仕事の依頼が来る。

それ自体は本当にありがたいことです。

でも、依頼をもらった瞬間は、頭が真っ白になってしまうのです。

特に、目上の人や、ずっと憧れていた人からの突然の依頼に、私はいつも激しく動揺してしまいます。

いざ仕事を始めると落ち着いてくるし、いい結果を残したい、と最大限の努力をするのですが、この依頼をもらった瞬間のどんより感がなんとも謎でした。

心の勉強を始めたことで、その糸口を見つけた

会社員をやめたのと同じタイミングで、私はカウンセラー/セラピストの岡部明美さんが主催する心の学びの場「LPL養成講座」での学びをスタートさせました。

▼過去の受講レポートはこちらから

→LPL養成講座第1講を受講してきた!ちょっぴり怖くて、でも愛に溢れた魔女学校は学びが満載!

→LPL養成講座第2講を受けてきた!ま~本当によく泣くわね、と自分に驚いた水分多めな2日間。

この講座の間は、受講生同士でお互いにカウンセラー役/クライアント役として自主的にトレーニングをすることが必須となっています。

私はある日の自主トレでクライアント役をした際に、

「仕事の依頼が来たら嬉しいはずなのに、不安になる心の謎」についてを、相談内容として話してみました。

そしてカウンセラー役の方にいろいろ話を聞いていただき、私の潜在意識にアクセスしてそこにどんな思い込みがあるかを探っていきます。

マインドフルネスという状態になって、カウンセラーから投げかけられる言葉の反応を見てもらうのです。

私は、仕事を依頼された時のモヤモヤについて「私なんかでいいのかな」と思っている、ということを伝えたところ、確か始めは「私でいいのかな」というような言葉を投げかけられました。

すると自分の感情が少し反応をしました。そしてカウンセラーが「もう一つ別のセリフで実験したい」と言って、言葉を投げかけました。

その言葉とは、

「あなたは期待外れ。」

この言葉の破壊力はすごかった。

それまで、冷静に自主トレを行っていたつもりの私ですが、この言葉を聞いたとたん

ズドン!

とハートに刺さってきて、もうそれが強力すぎて、その場で息の根が止まるかと思うほどでした。笑

「あ~~~~~~~~これは来た、来た、これやばいです」と言いながら涙が溢れます。

カウンセラーに、「こんな言葉を投げかけられたり、それを感じたような記憶はある?」と聞かれます。

もし、これがマインドフルネスの状態でなければ、なんとも思わない言葉でした。

でも、今、現にめちゃくちゃ反応している私がいて、そして確かに、このビリーフ(思い込み)は、私にある、と思えたのでした。

小さな頃の思い込みに、気づいてしまった

まず思い浮かべたのは、4~5歳の頃の私と、母。

私は、4歳でエレクトーンを習いはじめ、5歳で習字が加わり、小学校に入ったらスイミングと英会話教室も始まりました。もちろん私が希望したわけではなかったけれど、母の期待を背負ってそれはそれは(今思えば)一生懸命習い事をこなしていました。

ある時エレクトーン教室で、初めての演奏会がありました。

教室の同じクラスの子たち全員での合奏で、エレクトーン以外に木琴パートもあり、物珍しい木琴は皆から人気でした。私も木琴を希望し、ラッキーなことに木琴担当を勝ち取ることができました。

でも演奏会本番。幕が上がり、お客さんがたくさんいる中での初めての経験に私は大緊張。

木琴の鍵盤の位置が全然わからなくなるというパニックに陥り、音が合っているかどうかわからないまま当てずっぽうで演奏しました。

演奏が終わり、母の元へ駆け寄った私。

そして忘れもしない、その時の母の、悲しそうな笑顔。

もう全然覚えていないのですが、おそらく「緊張したんだね~笑」「残念だったね~笑」みたいなことを母は言ったと思います。

でも、この時私は、母をガッカリさせてしまった。私は母の期待を裏切ってしまった。私はダメな子だ。

そう思い込んでしまったのだと、30年経ってはっきりわかりました。

もともととてもクリエイティブな母は、私が小学校に入ってからも、作文に読書感想文、習字、読書感想画、自由研究、写生大会etc…といった制作系の宿題のチェックがものすごく厳しくて、なかなかOKを出してくれませんでした。

私は毎度毎度悔しくて泣きながら、母にOKをもらうまで作品を作りなおしていました。

今となっては、それでだいぶ鍛えられたなぁと思っているし、今でも何かを作るということが好きなのは母のおかげだと思っていますが、当時の私は必死だったし、悔しかったし、怒りもたくさんあったけれど、それでも「母の期待に応えたかった」。全然、自覚していなかったけれど。

演奏会のこんな些細な、小さな私の体験が「思い込み」を作ったんですね。

ちなみに、生きてきた中で母に直接「あなたは期待外れ」なんて言葉を投げられたことは一度もありません。

むしろ、「お父さんとお母さんの子供というのが信じられないくらい素晴らしい子に育った」とまで言ってくれます。

それなのに。私は過去の経験で、思い込んでしまったんですね。

「私は期待外れだ。」

これを潜在意識で信じていれば、誰かが私に期待をして仕事を依頼してくださったとしても、そりゃあ、心がざわつくよなあ、と納得しました。

上記は私の例ですが、あなたにも、そんな思い込みを作った過去に、思い当たることはありませんか?

私はこの時のセッションで、さまざまな手法をつかって当時のビリーフ(思い込み)を手放すことができました。

いきなりビリーフが完全になくなることはないとは思いますが、

これはただの思い込みにすぎず、事実ではない

ということに気づけるのは、ものすごくものすごーーく大きな前進。

ポイントは潜在意識にアクセスすることと、気づいたことを俯瞰してみること。

とはいえこの作業は一人では簡単ではないので、やはり専門のカウンセラーさんやセラピストさんに頼ることをおすすめします。

私もこれからも学びを深めて、無数にあるであろう自分のビリーフを、見つめていきたいと思います。

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