ちぇこです。
5月からスタートした岡部明美さんの「LPL養成講座」第1講に参加してきました。
生きづらさを抱える自分の内面と向き合うことを決め、キャンセル待ちで滑り込んだ噂の講座。
まだ第1講を受けたばかりですが、なんだかとんでもないことになりそうな予感がするので、スタート時点での私の心境を少し残しておきます。
LPL養成講座を受けることに決めた理由。
私のブログの師匠だと思っている立花岳志さん。
(先日出された最新刊の感想はこちら▼)
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そんな立花さんの「岡部明美・大塚彩子・立花岳志湘南3daysワークショップ」に参加したのがちょうど1年前の6月です。
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そして、導かれるように、今年の5月から始まった岡部明美さんの「LPL養成講座」の参加を決めました。
講座の概要としては、「LPL」=ラビング・プレゼンス・リーダーシップ の略で、
自分を愛し、人を愛し、仕事を愛し、人生を愛し、このいのちを輝かせて天命を生きたいと願う人を応援する講座
になっています。詳しくはHPへ。
岡部明美さん「約束された道」の感想はこちら▼
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世の中にはたくさんのカウンセラーさんやセラピストさんといった対人援助職に就いている方がいますが、明美ちゃん(「明美ちゃん」と呼んでいます)はとにかく圧倒的に愛にあふれた、素晴らしいカウンセラー/セラピストさん。
心のことを学ぶならば、ぜひ明美ちゃんの元で…と思っていました。
自分の心の内面を見ていくということは、痛みを感じにいくことなので、恐怖を伴います。
自分の中でないものにしていた傷を、自分で一度こじ開けないといけないからです。
心のことを少しずつ学ぶようになってから、ほとんどすべての心の囚われは、主に幼少期の親との関係にあるということを知りました。
でも、ずっと不思議だったんです。親との関係で壮絶な経験をして、辛い経験をしている人がたくさんいる中で、私は幼少期愛された記憶しかなく、なんの問題もないぜ!と思っていたから。
でも、そうではなかった。明美ちゃんの著書「私に帰る旅」にはこうあります。
こういう成育歴、こういうトラウマがあるから自分はこうなったんだと人は思いがちだが、実は心の痛みを経験したときに自分がそこで何を間違って学んでしまったのか、自分や人や世界に対して、どのような思い込み、信じ込み、信念を持ってしまったのかに気づくことが大切なのだ。気づきこそが自由と開放への道だ。
そう、ポイントは私が何を間違って学んでしまったか、ということなんですよね。
私は、現時点ではそこが全くわからない。何かが眠っているはず。ものすごく怖い。
でも、自分の中のからくりに気づくことで、自分の囚われが1つずつ開放されていったら、今よりもっともっと生きやすくなるだろうという確信があります。
「怖い!逃げたい!楽しみ!怖い!逃げたい!楽しみ!」という感情を繰り返していた参加前でした。笑
初日からたくさん出てきた、私の中の反応
そうして始まった講座初日。
講座は温かな雰囲気で、安心で安全な場所でした。参加している方たちもみんな優しく、すごく心地よい時間。
初日はこれから講座を受けるうえで重要な「傾聴」のトレーニングを行いました。
グループになって、メンバーとグループごとのリーダーの元、お互いのお話を傾聴するというトレーニングです。
そこで私がクライアント役になった時、「会社で上司に自分の意見をきちんと言えない」というテーマを話しました。
いろいろなことを話したと思うのですが、終わってフィードバックの際に衝撃の事実が。
それは私の話す内容だけでなく、話しているときの私のしぐさから私が出していたサインがあったことや、
意見をなぜ言えないかという点で私が「私の意見は聞いてもらえない」「私が話してもムダ」と言っていたというのです。(全然記憶にない!!!)
「え!そんなこと言っていました?」と驚くと
メンバー全員に「言ってた、言ってた」と弥勒菩薩のような顔で言われ、笑ってしまう私。
そして、この「私の意見は聞いてもらえない」「私が話してもムダ」という価値観を、幼い頃や過去に信じてしまった出来事があったのではないかというかという推測が立つわけですね。
全然普段は意識していなかった、顕在化していなかった私の意識。
でもなぜかそれを聞いて、涙がぽろりと落ちました。間違いなく何か眠っているのでしょう。
ただ10分、話を聞いてもらっただけでこれなのだから、改めて、恐ろしや…と思ったのでした。
(ちなみに、この「私の話は聞いてもらえない」について昨日自転車に乗りながら考えていたら、「あぁ、これだな。ここで私はこの思い込みを作ってしまったんだろうな」という過去の記憶とリンクしました。そしたら涙がぼろぼろ出てきて止まらない!でもちょっと光が差した!これからじっくり深めていきたいです。)
ひとり反省会
初日が終わって家に帰る電車の中。
私はぐるぐると考え、落ち込んでいました。
いつものことながら、今日の自分を振り返ります。
今日の自分は何か間違っていなかったか/あの時の発言はちょっとうかつだった・もっと言葉を選ぶべきだった/みんなはできているのに私はできていない、etc…
そして1番は、傾聴で自分がカウンセラー役になることへの恐怖。
この日はたまたま私がカウンセラー役に回ることはなかったけれど、「カウンセラー役にあたりませんように!」と念じている自分がいました。
初心者だから上手にできないのは当たり前なのに、きちんと聞けなかっただどうしよう/みんなに見られているのは監視されているようで怖い/ジャッジされるのが嫌だ/私なんかにはできないetc…
それがものすごく恐怖でした。思い返せば、過去にも広告代理店時代のロープレも、学生時代英語の授業で先生に順番に当てられて答えていく授業も、死ぬほど嫌で毎回お腹を壊していました。
みんなは難なくできるであろうことに、異常にストレスを感じてしまう。
ここにも何か眠っているだろうなと思いました。
また、こうやってひとり反省会を開催してしまうのは、きっと転校生人生で身に着いたもの。
初めての人にたくさん出会う講座はある意味転校初日のようなもので、自分がみんなに受け入れてもらえるか、嫌われなかったか、awayの中で順応できたか。そんなことを、無意識でやっているのだと思いました。
これだけ、安心安全で、温かな空気しかいない空間でさえ、こうやっていろいろなことに反応している自分に愕然としたのでした(;^ω^)
自分の中のガキ大将を取り戻したい
そうして迎えた2日目。
気合でなんとか会場に到着。笑
この日もたくさんのことを学びました。
その中で、私の中のひとつの希望というかテーマが見えてきました。
それは、自分の中のガキ大将を取り戻すこと。
グループメンバーとお互いのいろいろなことを感じ取り、交換していくのですが、私がすごく嬉しかったことは、私の本質として「おてんば」「ガキ大将」な部分を持っていると言われたこと。
そしてそれは、これまで社会で生きていく中で邪魔で、抑え込んできたものであるということ。
明美ちゃんの著書の中にもこうあります。
正しいか間違っているか、善か悪か、損か得か、そんな理性の物差しだけで生きているから人生がつまらなくなるし、スケールの小さい人間になってしまうんです。一度ちゃんとわがままに生きてごらんなさい。
5歳か6歳の頃。母から聞き、私自身うっすら記憶があるこんなエピソードがあります。
それは、近所の子供たちと遊んでいた時、お山の大将だった私は、「かけっこをしよう!!」と言って、自分で「よーーいドン!」と言ってかけっこレースをスタートさせたそうです。
けれど、母曰く私は「ぶっちぎりでビリ」だったそうで(今思い出しても笑える!笑)、めちゃくちゃ足が遅かったそう。そして先頭の子がゴールしそうになったころ、あろうことか私は「ゴールはこっちだよ~!!」と言って、急にカーブして、自分でゴールを設定しなおして、当然1番としてゴールしてしまったのです。
嫌なやつ~~!笑 あまりにも負けず嫌い。あまりにも自分勝手。あまりにも強情。笑
もちろん、こんなズルは今はしないけれども(たぶん…)、そんな自分も面白くていいんじゃない?と思う私もいるのです。
だから、ガキ大将で、自分の欲求に素直だった自分を取り戻す。
そんなこともキーワードになるのかな、と思ったのでした。
こんな人になりたい!憧れの魔女がいっぱい
こうして終えた初回の2日間の講座だったのですが。
私がものすごく感じたのは、講師である明美ちゃんと、グループリーダー(明美ちゃんの元でも学んだカウンセラー/セラピストさんが担当)のみなさんがものすっっっっっっごく素敵なこと。
なんていうか波長が高くて放っている雰囲気がキラッキラしていているのです。
小学校1年生の時、6年生のお姉さんたちにものすごく憧れたあの感覚。(え?伝わる?笑)
慈愛に満ちていて、ありのままですごく楽しそうで、視野が広くて、器も大きい。
私も近づきたい。あんなふうに愛に溢れた存在になりたい。
休憩時間に、アロマを使ってお互いを軽くマッサージしている姿にも痛く感動!!(変態かも…笑)
ブログタイトルにある通り魔女に憧れている私ですが、魔女とは”自然を尊び、自然を知り尽くして、暮らしの中に取り入れて大切に生きている人たち”という意味で認識しています。自然を身近に感じて、自然のサイクルで生きているのが魔女で、私もそんなふうに生きていきたいと思っています。
だから、この講座は私にとって勝手に憧れの魔女がいっぱいいる講座。笑
これから7カ月間、楽しく学んで自分をバージョンアップさせていきたいと思います!(^^)!
ひゃほーヽ(^。^)ノ