ちぇこです。
先日、「薬を出さない・注射を打たない小児科医」として有名な、わたしの尊敬する真弓定夫先生の「真弓塾」に行ってきました。
場所は、秋葉原の美健ガイド社さん。真弓先生が監修した健康マンガの制作・発行をされている会社です。
ここでは月に1回、テーマを決めていろいろな分野のエキスパートである先生方から健康に関する貴重なお話が聞けます(^^)
私も数回参加してきましたが、この塾のことはクチコミで評判を呼んでいるようで、本日もたくさんの方が参加されていました。若いご夫婦やご家族、研究者さん、などなど。
今回のテーマは「健康になる心、病気になる心」。それでは、レポートいたします!
三井式温熱療法士 山内忠久先生のお話。
山内先生は、越谷で温熱療法士をされています。
そんな山内先生から見て、気持ちの持ち方で、病気(症状)が良くなる人と良くならない人はハッキリしているといいます。
健康であるために頑固であったり、生真面目すぎたり、
また他人にも価値観を押し付けたりするのは良くないこと。
また、温熱療法の施術中、「熱かったら言ってくださいね」と言っても、
熱さを我慢してプルプルしだしているのに言わない人がいるが、
そうやって「出せない人・我慢してしまう人」や、
他人に嫌われないようにと「気を使い過ぎな人」も、病気になりやすいと言っています。
一日の終わりに、たとえば不安事をかかえて良くない意識のまま眠ってしまうと、
寝ている間に体を攻撃してしまう。だからどんな日でも、寝る前に今日という日に「良かった」「ありがとう」と言うようにしましょう。そうすれば良い目覚めにつながります。
SBMカウンセリング カウンセラー岩本和也先生のお話。
続いて、池袋でうつのカウンセラーをされている岩本先生。
人は「怖い」と感じるとゾクッとして体は冷えます。
また、「怒り」を感じると武者震いするし、「緊張」すると体温は下がります。
心配したり、悩んだ時点で、体は冷えだすのです。
悩んだりすることで状況判断ができなくなって、体力がダウン、新陳代謝もダウンして、体が淀み、固まってきます。
体が固くなると、考え方も固くなるのです。だからうつの人は体がガチガチ。
ネガティブなことを考えて反復するようになると、体は偏ってきて、その悩みが体に表現されてきます。
悩み癖が付くと、体に出てきてパターン化されます。その人の体の状態を聞けば、過去にどんなことが起きたのかわかるのです。
つまり、
心によって体が作られるのです。
逆にいうと、体によっても、心は作られます。
同じ気持を反復させると、その体になっていくのです。
例えば… 仕事が嫌だ→上司が嫌だ→会社が嫌だ!→やめる!→転職→仕事が嫌だ→上司が嫌だ→…無限ループ…
というように、同じ体の人が、同じ行動を繰り返すのです。
だから、心がネガティブの状態になった時には、わざと口角を上げて眉間のしわを取る!
心が喜んでいると、血流もUPします。
歯科医師 梅津貴陽先生のお話。
梅津先生は、横浜で生麦駅前歯科クリニックをされています。
虫歯になる要素として、歯質・虫歯菌・エサ(糖分)の3要素があります。
歯質は生まれつきのもの、虫歯菌は親などからもうらうことが多いものなので、普段食べるもの(エサ(糖分))がポイントになってくると言われていました。
でも、例えば兄弟で同じものを食べているのに、虫歯になりやすい子となりにくい子がいるのはなぜでしょうか?
それを研究した先生がいて、「自律神経」が関係していることがわかりました。
交換神経・副交感神経の働きから、悲しみに暮れたり悩んでいる人は、虫歯になりやすいということがわかったのです。
真弓定夫先生のお話。
最後のまとめは真弓先生。
とにかく、自分の体にあった生活をしていたら、病気にはならない。
先生の場合には、学生の頃は1に体育、2に音楽、3.4がなくて5に3教科。で過ごしてきたそうです。
人にはそれぞれに合った生活リズムがある。人のことばかり考えずに、報道に乗せられることなく、自分に合った生活をしましょう。
どんなものを、どれくらい食べるのか、よく自分で考えて、しっかり子どもや孫に伝えていくことが大切です。
自分の住んでいる地域のものを、季節の旬に合わせて食べましょう。
「春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と心して食え。」
先人の知恵を大切に、腹8分目or腹7分目を心がけましょう。
この後、参加者からの質問タイムに入り、
○日本人の体が小さいのなぜ?
○カロリー計算はいい方法?
○予防接種やワクチンの考え方は?
○子どもに見せるテレビは?
といったような質問が寄せられました。
これらを受けて、今回も愛のあるお説教が繰り広げられた真弓塾。笑
笑いもたくさんあり、たくさんのことを学ぶことができました。
どの先生も共通して仰っていたのは、
心の状態が、体を作り出していること、
そして体の状態が心を作り出していること です。
さっそく今夜からわたしも、感謝の気持ちを持って眠りにつきたいと思います*