高知帰省旅行を終えて。田舎移住の夢はやっぱり高知で叶えたい想いがむくむくと。

田舎移住

ちぇこです。

久々に【田舎移住】について進捗を書きたいと思います。

わたしたちは、田舎移住を視野に入れなが日々過ごしており、仕事との兼ね合いや、どこに飛び込むかについてゆっくりと探っている状況です。

そして先日、わたしの故郷である高知に帰省して、またぐっと流れが変わったのです。

▼高知帰省の記事はこちらから。

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まずは、その土地の空気を感じてみる。

以前この記事に書いたのですが、

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わたしが田舎暮らしに求めることは、

1)水が綺麗で豊富。
2)温泉がいたるところにある。
3)海が近くて新鮮な魚が手に入る。
4)野菜が育てられる。
5)大きな窓から木々が見えるおうちに住む。
6)レトロでアンティークな佇まいの家。
7)東京にスムーズにアクセスできる場所。
8)生活のノウハウを教えてくれる人がいると最高。

というものでした。

これらを元に、まずは気になっている土地に行ってみる・その土地の空気を感じてみる、ということからはじめてみました。

その旅は…困難を極めました…。

移住といえば毎年大人気の長野。安曇野にも、松本にも行きました。

海の存在も気になったので、千葉にもバスツアーで行きました。(↓これはマザー牧場)ああ、つらい。

南国も捨てがたく、鹿児島にも行きました。ああ、砂蒸し風呂、つらい。

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温泉と穏やかな気候に憧れ、静岡にも足を運びました。ああつらい。

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こちらも移住者に人気の山梨。北杜市にも行きました。アルプス美しすぎた、つらい。

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いややっぱり今住んでる埼玉県内での引っ越しもアリじゃないかということで自然の多い秩父にも行きました。ああ木が大きい、つらい。

同じく埼玉の移住に力をいれているというときがわ町にも行ってきました。景色素晴らしい、つらい。

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…つらそうに見えないって?

はい、ただただ、旅を楽しんでるだけみたいになっちゃいました。笑

どこもすごーーく素晴らしかった。ステキな場所でした!!!

でも、だからこそなのか、ここだ!!と決心するに至りませんでした

ここに移住したい!という明確な理由だとか、腹に落ちる感じ。

それがなくて、まだまだ自分たちに移住は難しいのかと、思っていたんですよね。

そして今回、わたしの両親の生まれ故郷である高知に夫と一緒に帰りました。

そして結論から言うと、「高知に移住…いいよね」というところで今ふたりの意見は一致しています。

高知の何がそんなに良かったのか?

ここでまず、わたしが冒頭に条件として上げて挙げた内容を、高知で照らし合わせてみたいと思います。

1)水が綺麗で豊富。→
2)温泉がいたるところにある。
3)海が近くて新鮮な魚が手に入る。
4)野菜が育てられる。
5)大きな窓から木々が見えるおうちに住む。
6)レトロでアンティークな佇まいの家。
7)東京にスムーズにアクセスできる場所。
8)生活のノウハウを教えてくれる人がいると最高。

まずは水。これは文句なしに合格ですね。さらにいえば、高知は日本最後の清流といわれている四万十川や、水質では四万十川より美しい仁淀川、さらに吉野川も流れていて、日本の原風景が残っています。

車で下流の川沿いを走っているだけで、ものすごく心癒されますし、上流に行けばまるで屋久島のような世界が広がり、なんていろんな顔を持っているんだ!と改めて驚かされました。

海が近くて新鮮な魚が安い。これも本当にかつてはわたしも当たり前のように享受していましたが、当たり前ではないことを思い知りました。道の駅やスーパーに行くと、驚きの連続です。

また、高知はとにかく野菜がパワフルで美味しい!!並んでいる姿を見ただけでわかります。
あのサンサン太陽を浴びているから当然ともいえますが、野菜にパワーがあるって、すごく贅沢なことだと思います。

「木々が見える窓のある家に住みたい」。これに関しても高知は森林面積が日本一。逆に言えば木と森しかありません(言っちゃった。笑)から、頑張って探さなくてもそんな家に住めると思います。

ただ住める状態の空き家は不足しているようなので、これは検討しなくてはいけません。

問題はアクセス。わたしが移住するとしたら故郷である高知西部・四万十付近になると思います。このあたりは、まぁ~~~~アクセスが悪いです。陸の孤島。その点が気になりますね。

あとは温泉ですが、温泉の数や泉質は、見て回った中では圧倒的に鹿児島が素晴らしいです。
でも今回高知にも温泉はそこそこあることを知ったので、温泉巡りは趣味にするという発想の転換をすれば問題ないでしょう。

そして生活のノウハウを教えてくれる人がほしいという願望。これはどこに住んだって、その土地でコミュニティに入っていけば自分次第でどうにかなる、と今は思っています。

ただ、高知だと、もれなく祖母や親戚、わたしの家族からいろいろ学べることは確実です。

今回帰省して、祖母が死ぬほど美味しい赤飯やところてんを作ってくれました。

昔からばあちゃんの味付けは最高なんですよね。高知ならではのあま~い味付け。

ばあちゃんはいつの間にか背骨が90度に曲がっていて、当たり前だけれど時間は進んでいっていることを実感しました。ばあちゃんが元気なうちに、ばあちゃん秘伝のレシピの数々を絶対に教えてもらおうと思っています。

…と、ここまでが条件と照らし合わせた高知評。

そしてこれらとは別に今回初めて感じたことが、【自分たちがそこに住みたい動機】は、なんだかんだいって【自分たちにとって縁のある土地である】ということが大きく関係しそうだな、ということです。

わたしは転勤族で育ったので、実は高知県に住んだことはありません。

でも、毎年お盆やお正月に帰る高知県は自分の中でルーツだと思っていて、いつか何か恩返しをしたいという想いがありました。

わたしの名前には「知」という漢字が使われていますが、これは両親が「高知」の「知」から取って名付けたもの。だからこそよけいに、そう思うのかもしれません。

夫とも、「最終的に移住するのは、ゆかりがある高知かもしれないね」と話しました。

夫に聞く!高知の印象は?

そうは言っても、もちろん夫にも故郷があります。

それでも今わたしたちが今高知に思いを馳せている理由は、夫から見た高知の印象にあります。

今回の旅の道中で、何度か夫と話して改めてわたしも気づいたことがあるのでざっとまとめてみると…

●高知は大胆でおおらかで、ユーモアがある。

●高知はお金はないけど、なんか楽しそう。

●雑で、繊細さがないところがいい。

●自然がとにかく豊か。

●近年、若い移住者が続々と移住してきている。

たった数日いただけではありますが、こういった土地の雰囲気って、わかるんですよね。

太陽がサンサンと照りつけるし、太平洋にずーっと面しているからあけっぴろげで明るいし、

波は荒いから高知の人も言葉は決して上品な感じではないけど(笑)冷たくなくてすごく人懐っこい。

お料理は繊細さがあまりなくて(笑)、ドーンとした感じだけど素材がいいからとにかく美味しい。

看板などに書かれているキャッチコピーにユーモアがある。なんか楽しそう。

そんな雰囲気。

高知に帰る度に、昔は田舎の親戚の人たちの遠慮のない失礼な言葉とか(笑)馴れ馴れしさがすごく嫌なときもあったけれど、陰険さや冷たはないし、今はそれが面白いなと思えます。

そして、今わたしが尊敬してやまないイケダハヤトさんはじめ、たくさんの優秀なブロガーさんや若者たちが高知にどんどん移住してきています。

その様子を見るたびに「なぜ高知に」と思う反面(笑)、なんだか高知はもっともっと面白くなりそうだ!!と思うわたしもいます。

そして今のわたしの大きな夢として、すてきな宿を作りたい、というものがあります。

都会に疲れた、我慢でがんじがらめになっちゃった女子が、自然に癒されて、パワーがチャージされて、美味しいもが食べられる、そんな場所を作りたいなーと。あー言っちゃった。言っちゃった。ついに言っちゃった。この自分にとっては壮大な夢に、挑戦してみたいのです。

どうなるかわかりませんが。

どんな形でどんなことが出来るのか、どう動いていくのか、考えていきたいと思っています。

まずは自力で稼ぐ方法を。笑 働き方についても、ブログで書いていきたいと思います。

 

 

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