高知県主催の「起業塾」が無料なのに充実度がすごすぎた。でも、最終講で心がざわついて…。

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ちぇこです。

10月、11月と、全5回にわたって高知県主催の「平成29年度活き・生き・スキルUP起業塾」に参加しました。

これがとんでもなく素晴らしい充実度で学びが多かったのでそのレポートと、その中でも自分の課題に気づいてザワザワしたお話を書いていきたいと思います。

活き・生きスキルUP塾とは?

冒頭に書いた通り、高知県が主催した起業に関する塾です。

私は以前この記事にも書いたとおり

高知帰省旅行を終えて。田舎移住の夢はやっぱり高知で叶えたい想いがむくむくと。

2017.08.07

将来的に田舎での暮らしを視野に入れる中で、選択肢のひとつして祖母の家のある高知県を考えています。

まだまだ明確ではないものの、人口減に悩む高知県が様々な試みを行う中で、起業する人たちをサポートするためのこの塾を開催していると知り、しかも無料だったので「これは行かない手はない!!」と思ったのです。

実のところ、行政が主催するような無料セミナーですし、そんなには期待していなかったんですが(ごめんなさい)、この充実度がとても素晴らしく、本当に参加してよかったと思っています。

このセミナーを県に依頼されたコーディネーターで、㈱玄の政所利子さんの手腕によることろが大きいのだろうと思います。

それでは軽く、どんな内容だったかを残しておきたいと思います。

株式会社いろどり 横石知二さん

高知起業塾第1回目の研修は、㈱いろどりの代表取締役社長 横石知仁さん。

田舎の資源とお年寄りの労働力を生かした「葉っぱビジネス」が有名で、マスコミにもたびたび取り上げられている方です。

サイン入りの著書もいただきました。

横石さんの「葉っぱビジネス」が成功を収めるまでのものすごい苦労と、その過程のお話がとっても面白く、前のめりになってしまいました。

本当に素晴らしかったです。

横石さんの、もともとのその土地に住む人たちとwin-winの関係で事業を成し遂げていく中で大切な「考え方」「スタンス」については、目からうろこでしたし、まったくもってその通りだと納得しました。

こんな貴重なお話が聞けちゃう高知塾、これはすごいぞ、と夫と興奮した第1回の研修でした。

株式会社HAGI STUDIO 宮崎晃吉さん

第2回の講師は、建築家・デザイナーである株式会社HAGI STADIOの宮崎さん。

東京・谷中の築60年の木賃アパートを改修した施設「HAGISO」を運営されています。また、まち全体を宿に見立てた宿泊施設も設計・運営されています。

宮崎さんのこれまでのストーリーも大変面白く、また町全体を宿に見立てたコンセプトの「まちやど」も斬新で、勉強になりました。

講義のあとは実際に谷中の宮崎さんが手がけた施設を案内していただきました。

写真多めですがご紹介します。

こちらが萩荘。レトロな外観です。

入ってすぐがカフェ。

2階の床を一部抜いています。

梁の感じがとっても素敵。

2階は、近くに構えている宿「hanare」のレセプションがあります。

ここで受付を終えたら、徒歩で宿で向かうというわけです。

2階の廊下。もうものすんごく好み。和、古民家、リノベーション、木…すべてわたしの好きなものだらけなのでテンションが上がります。

こちらが宿「hanare」。こちらも空き家となった建物をそのまま生かしながらリノベーションしています。

民泊として特に海外の方々からとっても人気を集めているそうです。

こちらはまたすぐ近くのカフェ・食の郵便局「tayori」。

こちらも本当に素敵で、いつか私が宿をやる際のお手本にしたい個所が随所にありました。勉強になる!!

この「トイレ」の文字のデザインが好き。

NPO法人土佐山アカデミー 吉冨慎作さん

そして第3回目の講師はNPO法人土佐山アカデミーの吉富さん。

吉富さんは本当にアイデアマンで、いろいろなことを「ナリワイ」にしてしまうところにものすごく刺激を受けました。

常に身軽に動き、そして繋がりやメディアを巻き込んでいく手腕は、本当にお手本にしたいです。

講演後挨拶をさせてもらったところ、私のように妻が高知出身で、他県出身の夫を引き連れて高知へ移住するパターンはとても多いらしく、通称「はちきん磁石」と言われているそうです。

はちきんとは高知の女性のことで、男勝りの女性のことをさす土佐弁です。

まあそれだけ高知の女性が強く、そして高知を愛しているということなのでしょう。。。笑

さくら相談グループ 井上一生さん

第4回の講師はさくら相談グループの井上さん。

税理士・行政書士である井上さんのお話は、起業や経営ということに無知だった私にとって大変参考になりました。

いろいろな社長さんたちとの繋がりがあり、様々なエピソードに興味津々でした。

そしてご自身がかなりの実力派「経営者」でもあり、パワフルでしたね。

一番印象に残ったのは、小さく地味に起業するということ。(私なりの解釈です)

いきなり始めからオフィスを借りたり、家具や備品を揃えるのではなく、とにかく始めは低コストで始める。軌道に乗ったら揃えたらいいじゃないか、ということです。

確かに「起業」というとなんだか煌びやかな妄想を描いてしまいますが、全く持って納得できる考え方でした。

㈱三菱総合研究所 松田智生さん

第5回の講師は三菱総合研究所の松田さん。

高知大学での客員教授もされており、専門は超高齢化社会の地域活性化・アクティブシニア論。

アメリカでのCCRC(Continuing Care Retirement Community)の事例を元にしたお話はとての刺激的で、学びがたくさんありました。

グループでのワークも取り入れられ、この塾に参加されている他の方たちの背景やなぜ高知を選んだのか、野望などを聞くことができました。

ここでも、松田さんに夫婦で参加していることを話すと「奥さんが他県出身の旦那さんを高知に連れて帰っちゃうパターン多いみたいですね~はちきん被害者の会と言われてるらしいですよ^^」と言われました。

こ、今度は「被害者の会…」笑

高知の嫁、どんな言われようなんだ…と笑ってしまいました。

株式会社ベレフェクト 太田彩子さん

そして迎えた最終講は株式会社ベレフェクトの太田さん。一般社団法人「営業部女子課の会」の理事もされています。

とても優秀な営業ウーマンであり、著書もたくさんある有名な方です。私はyahooニュースでよくお見掛けします。

ここまで本当に楽しく講義を受けてきた私ですが、太田さんの講義が始まってものの5分で、尋常じゃなく胸がザワザワしだしました。

太田さんの講義自体は素晴らしく、さすがとしか言いようがありません。

テーマとしては「起業には″営業力″が必要!」ということ。

同じように起業をしても、10年後に生き残っていたのは営業のうまい子、営業経験者の子だけだった、という話。

この「営業」という言葉に私は反応してしまったのです。

私は昔から営業というものにものすごく苦手意識があります。

初めて働いた会社では某結婚情報誌のディレクターとして制作をしていたのですが、営業的側面も多く、苦手意識がいつもありました。

営業職の人を本当に尊敬していたと同時に、自分には絶対できないよーと思っていたのです。

それからずっと営業という職は避けて生きてきたのに(笑)、いつかの野望として起業を考えた時に、避けて通れないのだと今更ながら気づいたのでした。

ザワザワ。

確かにおっしゃる通りで、営業力は必要だと思いますし、絶対にあった方がいいスキルだと心から思います。

しかしそれを痛感すればするほど自信をなくしてなんだかしょげちゃった(笑)のでした。

ひとつには営業をすること、売ることに対する私のよくない思い込みや勘違いが自分の中にきっとあるのだと思います。

これは深堀せねば…。

一方で、苦手なことは誰か得意な人に担ってもらえばいいのではないか?という甘い考えも浮かびます。笑

もっと言えば営業をしなくても向こうから仕事がやってこないかな~なんて。笑 甘すぎる!?

起業と営業。しばらく考えてみたいテーマだなと思ったのでした。

***

最後はちょっと暗くなってしまいましたが(笑)、本当に素晴らしかった、高知起業塾!

来年も開催されると思いますので、ぜひ参加をおすすめします。

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