ちぇこです。
先週、秋から通っていた「高知県起業塾」の現地研修が行われ、参加してきました。
2回に分けて、レポートをアップしたいと思います。
高知現地研修への参加を決めた理由
さて今回の高知現地研修(1泊2日)ですが、参加をギリギリまで悩みました。
というのもそれまでの研修に一緒に参加していた夫が仕事で参加できなかったからです。
▼これまでの高知起業塾参加レポート
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もちろん一人で参加する手もあったのですが、私たちの中で高知移住は可能性のひとつではあるものの、すぐに!絶対!という状況でもなかったため、二の足を踏んでしまったんですね。
そこで、今回は私の両親を誘ってみることにしました。
両親は高知県西部の出身で、今は他県に住んでおり、老後をどこで過ごすのか?やっぱり高知なのか?検討中だったからです。
また、料理上手な母は小さいながらもカフェを開きたいという夢もあり、私の「高知に女子を癒す宿を作りたい」という夢ともリンクするため、巻き込んでしまうことにしました。笑
▼わたしの野望についてはこの記事の「ビジョンはまわりの人を巻き込む」にもちらっと書いてあります。
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本当は1日有休でもくっ付けてのんびり2泊3日程度で研修に参加したかったのですが、会社が繁忙期でピリピリしていたこともあり、1泊2日の強硬手段を取りました。
昔の私なら、何よりも大好きな「休む」ための土日をこんなふうに使うなんて考えられなかったけど、今月のテーマが「行動する!!」だったので、思い切って行動してみました。
それが、すごく良かったな~と思っています。考えている間に行動しちゃう。これは鉄則ですね。
ほぼ初めて訪れた、高知市!
高知龍馬空港に到着し、車で迎えに来た両親とともに高知駅へ。
両親は高知出身ではありますが、高知は東西に長く東と西でだいぶ文化も違います。
西で育ったふたりも私も実は、高知市内に来たのがほぼ初めて!!!なんです。
高知駅前の龍馬さんたち。
べろべろの神様…。笑 どんだけ飲んべえな県なんだよ…。笑
さっと入った駅カフェのうどんがおいしかった。出汁が良くて、ゆずも効いてた。母と絶賛。
香美市移住定住交流センターへ
高知県職員の方やコーディネーターさん、参加者の皆さんが揃ったところでマイクロバスに乗って出発!!
高知特有のでっかい太陽がぎらぎらと照り付け、暑い!!!!!
1月末で、まだ雪が残って凍結していた道を恐る恐る歩いて埼玉を出発したのに、高知についてバスに乗った瞬間、コートとセーターを脱ぎ、極暖ヒートテックを中に着てきたことを後悔しました。笑
「高知の太陽、パワフルだった。忘れてた」とブツブツ言いつつも、テンションが上がります。
野菜がおいしくなるわけだなあ。
まず始めは、香美市の移住定住支援センターへ。
ここで、NPO法人いなかみさんのお話を聞きます。
県東部、香美市の移住支援に取り組むNPOさんです。
移住に関して大切なこととして、
①地域に対するリスペクト
②本当に好きなことをやる。
③事前に地域と関わりを持つ
ということを話されていたのが印象的でした。
田舎への移住が成功するかどうかは、やはりこの部分が非常に重要ですね。
ただ自己満足でそこにポンと入って、地域との関わりを避けて過ごすなら、せっかくの移住も意味がないなあと思います。地域の課題に関わることで、ここでもまわりを「巻き込んで」いくことが大切だと改めて思いました。
カフェ「ロータスグラノーラ」へ
続いて、カフェ「ロータスグラノーラ」さんへ。
香美市の山里にあります。
良い景色。
小さなお子さんたち含むご家族で移住し、いろいろなことを生業にしながら生活されています。
こちらは毎週水曜だけ開くカフェ。
そしてこちらは季節のものを入れた定期便。
家の上の畑ではたくさんのお野菜が。養鶏もされていました。この日は卵が4つ♡
ご夫婦は、震災をきっかけにいろいろな場所を見てまわり、最終的に高知に決めたそう。
でも物件探しは本当に苦労されたようで、そのストーリーを聞くと「ひゃあ~!大変だなあ」という言葉しか出てきませんでした。今となっては、エピソードのひとつとして話せるでしょうが、やはり移住者が住める空き家がなかなか見つからないというのは田舎の課題のひとつですね。
カフェや定期便など、複数のことを楽しみながら、でも力をいれすぎないスタイルがすごく素敵でした。
特集客のための情報発信をゴリゴリやっているわけではなく、おふたりにフィットするお客さんがファンとして自然とついて、その人たちがSNSなどで情報を発信してくれている、好循環が生まれているとのこと。
すごく素敵な流れだなと思いました。
古民家カフェOcho8へ
続いては、古民家をリノベーションしたカフェ「Ocho8」さんへ。
古民家カフェフェチの私と母、興味深々。
かなり立派な古民家でした。
ストーブがいい味出してます。
この窓辺の席がすごく素敵!
私もこんな空間を作りたいなあ。
カフェOcho8さんの場合は、発信がものすごく武器になった印象でした。
10年程前この地に移住したころは移住自体が珍しく、マスコミの取材をたくさん受けたそうで、それが結果的に良い方向に向かったそう。
また、お二人で古民家をセルフリノベーションをしていく過程を、ブログで発信することで読者が付き、「ずっと読んでいた」というファンの方がオープンと同時に来てくれたりと、これまた好循環を生んでいました。
とても人気のカフェで、お客さんが絶えずずっと忙しかったそうですが、今はお子さんとの時間も大切にするために営業時間の調整をされているようでした。
このほかにも雑貨屋さんをやったり、今はキャンプ用品を作って販売したりと、いろいろなことにチャレンジして楽しく生業を行っている印象でした。
感想をシェアしながら両親と夕飯へ
一日目の視察はこれにて終了。
いったんホテルに戻って両親と夕飯へ向かいました。
この日は土佐料理「司」さんへ。
お通しの青さ入りかまぼこ。
カツオのたたき。
豚しゃぶと揚げナスのサラダ。
煮つけ。
焼きサバ棒寿司。
どれもこれもめちゃくちゃおいしかった。
しあわせ♡
私はもちろんですが、両親にとってもとても刺激になる視察になったようでした。
あれこれ感想を交えつつ過ごした時間は貴重で、すごく良かったなあ。
そうそう。
出されたコースターに書かれていたキャッチコピーが、みんなそれぞれ違ったのです。
父は、「たたかれて鰹」。www
母は、「浮いて沈んで生きている」。(本人不服そうw)
私は…「止まるな 淀むぞ」
ぐさささささあ~~(;´д`)
刺さった。笑 刺さったと同時に、このまま突き進んでいけーーーー!と応援されている気分になりました。
いろいろなこと。これからも立ち止まらずにどんどん行動を進めていきたいと思ったのでした。
レポ1日目はここまで。
ホテルのことと2日の様子をまた後編として書きたいと思います。