ちぇこです。
映画「メアリと魔女の花」を公開初日に観てきました!
今回はその感想(ネタバレあり)です。
ジブリ作品の面影がいくつも現れる映画
この「魔女見習い日記」というブログのタイトル通り、私は魔女を目指しています。(`・ω・´)キリッ笑
そんなわけで、今回「メアリと魔女の花」は公開をとても楽しみにしていました!
監督は2014年までスタジオジブリに所属していた米林 宏昌さん。
映画完成時には、高畑勲さん・鈴木敏夫さんにも観てもらったそうですが、宮崎駿さんには観てもらえず、ねぎらいの言葉のみもらったとのこと。
そんな映画の内容ですが、実際に映画を観ていけば観ていくほど、「なんだか見たことあるシーン」=「ジブリ映画のデジャビュシーン」がいくつも出てきました。
天空の城ラピュタ、千と千尋の神隠し、となりのトトロ、魔女の宅急便…。
やっぱりジブリという世界観は大きいなあと思ったのでした。
しのぎを削る日本のアニメ界
映画の原作は児童文学「小さな魔法のほうき」から来ています。
魔法をテーマにしたアニメだけあって、魔法学校の様子はハリーポッターの世界観とも重なり、ワクワクしました。
ただ、生徒たちの様子がいまいち楽しそうじゃなかったのが印象的でしたね。
やはりストーリーとして魔法を悪用する指導者(校長)ありきの学校だからだとは思うのですが。
動物たちを変身させて閉じ込めていたあの洞窟の倉庫は怖かったですね~(TへT)
魔法のシーンに限らず風景や食事のシーン(ジブリ映画の食事のシーンが大好き♡笑)をはじめとした映像は美しくて本当にうっとりするし、声優さんもとても良かったです。
個人的にはおうちのインテリアがすんごく可愛かった。
フローリング+土足ならではの靴の音とかすごいときめきます。笑 先日観た赤毛のアンやターシャの映画とも重なるけれど、カントリーなインテリアが大好きすぎることを再確認。
映画自体の展開もハラハラドキドキで2時間たっぷり楽しませてもらいました。
ただ観終わって思ったのは、日本のアニメ映画は今後もっとレベルが上がっていくのだろうなということ。
夫とも話したのですが、以前観た「君の名は」や、「この世界の片隅に」がアニメ映画のレベルを一気に上げたと思っています。あの感動は未だに忘れられません。
これらを超える作品を世に出すのは、これから相当難しいだろうな、と思いました。
ジブリを離れたということで、米林監督の文学原作ではない作品も観てみたいな~と思いました^^
ちなみに…エンドクレジットで、私は泣きました。笑
音響
〇〇〇〇(←名前)
といった感じで関わったスタッフの仕事と名前が出るのですが、最後の方に
感謝
高畑勲、宮崎駿、鈴木敏夫
と出てきたんですよね~。
何かの役割ではなく「感謝」というカテゴリー。
スタジオジブリからの独立や内情としてはいろいろあったと思うのですが(勝手に悲喜こもごもを想像してます笑)、それであってもこうしてリスペクトを伝えられるということは、それだけスタジオジブリ受け取ったものが偉大だったのだろうと、思いを馳せてしまいました。
以上、「メアリと魔女の花」の感想でした☆