前回の記事(デジカメ超初心者が挑戦!デジタル一眼レフカメラでInstagram用のおしゃれな写真を撮りたい!)で、デジカメの応用モードの基礎の基礎をまとめてみました。
今回はいよいよPモードを脱してAvモード(絞り優先オート)について学びます!
Av=絞り優先オートとは
撮影者がレンズの絞りを設定するモード。シャッター速度は自動的に調整されます。
このモードを使うことで、ぼかしを効かせた撮影が可能に♪
手順としては①撮影ダイヤルをAvにして、②グリップ部分のダイヤルを回して、絞り(F値)を調整します。
液晶画面には「F5.6」などといったように表示されます。
わたしのカメラ(Eos kiss X50)の場合、F値はF4.5~F29までありました。
F4.5⇔F29(基準はF8)
F値を小さくすることを「開ける」F値を大きくすることを「絞る」といいます。
F値が小さいほどボケやすく、F値が大きいほどボケにくくなります。
F値を小さくした(絞りを開けた)例
ふわっとしたお花畑や、背景をぼかして人物を浮き上がらせたい時にF値を小さくすると有効です。
後ろボケ
前ボケ
F値を大きくした(絞った)例
画面全体にピントが合うように撮影できます。シャープに撮りたい景色や、集合写真などに向いています。
いざ!超初心者が撮ってみた。
「絞り優先モードで撮る」という課題で、ちぇこが提出したのは以下の4枚です。
【1】畑で穫れたミニトマトをピクルスに。
【2】ミニトマトをドライトマトに。
【3】休日の朝のうだうだ。
【4】ポケモンGO
先生からの改善点
ここからは、もっと良く撮るにはどうすれば良かったか?先生からもらったアドバイスをまとめてみます。
まず、この【1】トマトピクルスの写真に関しては
もう少し、明るくても良かったかも。
レフ板を用意すると良い。
【2】のドライトマトに関しては、ボケている部分が多すぎた。ピントが後ろの方のトマトにきてしまっているが、もっと前に来ても良かった。
また、ぱっと見た第一印象で、ベランダの手すりの茶色が強く、最初に目に入ってしまう。
【3】休日の朝のうだうだに関しては、
せっかくのお花が、暗い。窓の白が飛んでもいいから、もっと明るく撮ると良い。
→撮るときに「露出補正」でボタンでプラスにすれば良い。
【4】ポケモンGOを撮るにあたり、カメラのシャッターが降りないことが何度もあったので、質問しました。
カメラのシャッターが押せないのはなぜ?
Avモードで夜にカメラを持って撮影に出ると、シャッターが押せない現象が多々起こりました。
これは暗い時に多いようで、方法はいろいろあるのですが、超初心者の私にまず教えてもらったのは、現在「AF(オートフォーカス)」になっているフォーカスモードを、「MF(マニュアルフォーカス)」にすることでした。
マニュアルにすることで、シャッターはとりあえずおります。
その他、夜景の撮影については次回学ぶので、書いていきます。
なんとなくわかってきた、私が上手に写真を撮れなかった理由。
まだまだわからないことだらけですが、カメラについて少し学ぶことで、少しわかったことがあります。
それは、わたしが今まで上手に写真を撮れなかった理由です。
その1:光をうまく味方にできていなかった
▶(【1】トマトピクルスの写真、【3】休日の朝のうだうだの写真より)
自分が撮る写真はいつも、なんだか暗いな~と思っていました。instagramなどを見ていても、いいなあと思う写真はどれも明るくて、「垢抜け」しているんですよね。
でも、写真を明るくするには…今まで、窓のそばに寄って撮ることくらいしかできませんでした(笑)
これからは、露出補正機能を使ったり、レフ板を用意して、料理などを撮っていきたいです。
その2:ピントをどこにするか、何も考えずシャッターを押していた
(▶【2】のドライトマトの写真より)
ドライトマトの写真は、どんなふうに撮ったらいいかわからなくて、ただただ何枚か撮ったものを提出しました。だから、ただ撮った写真のまんまになってしまいました。
「ピントをどこに合わせるか」という意識が、全くなかったんですよね。
さらに、手すりの茶色など、全体を意識した上で繊細なところにもこだわりが必要なんだと実感しました。
***
写真を撮るときには、撮る人の「どう撮りたいか」という「意図」が何よりも大事だと学びました。
明るさ、ピント、構図…いろいろ考えないといけないので大変ですね!笑
でもだからこそ面白いんだろうな。
もっともっと、勉強しなきゃ。