ゆるゆると、田舎移住に向けてあれこれ妄想しているちぇこです。
私が田舎暮らしに望む8つのこと。妄想が止まらない! の記事にも書いたとおり、現段階で私が望むことと照らし合わせて、今夫婦で候補地として考えているのは
【1】南関東(千葉・神奈川)
【2】南九州(宮崎・熊本・鹿児島)
です。
第2回かごしま移住・交流フェアin東京へ
今回は、第2回かごしま移住・交流フェアin東京が先日あったので、行って来ました!
正直なところ、どんなフェアなのかイマイチ情報がなかったため迷ったのですが、直前に見つけた情報で「かえるすたいる Yamada野菜」の山田一生さんという方がトークゲストで来られるということで、とても興味があって参加を決めました。
事前にこの方のブログを見てみると、本当にど真ん中の手作り「田舎暮らし」をされていて、お話が聞けることにワクワクドキドキ!!
会場は、東京駅から徒歩4分のところにある、「移住・交流ガーデン」。
行ってみると、なんと参加者は3組しかいませんでした(TへT)
16席ほど用意されたテーブルと椅子が寂しすぎるよ‥まぁその後時間とともに人も増え、最終的には7名だったかな?が参加し、お話を聞きました。
私の受付の方以外みんな男性だったためか会場が恐ろしく寒くて、上着として鹿児島県のハッピを貸りてしまいました(笑)
にせ鹿児島PR隊ちぇこ。
「かえるすたいる Yamada野菜」山田さんの暮らし
山田さんは、家族と一緒に鹿児島県垂水市に移住して農業を営んでいます。
自然を守りながら生きていくということをテーマにされているご夫婦。志が素晴らしいですね。
だから農薬も、肥料も、除草剤も不使用で栽培しています。
※ブログ「Yamada野菜」から画像お借りしました。
穏やかにゆっくり言葉を選びながら話されていたのが人柄そのものを現していて、印象的でした。
日々の生活がまたすごく野性的(笑)で釘付けになってしまいました。
たとえば、
・お風呂と台所がなくて半年かけて作った。
・味噌作りで友達作りをした
・種の交換会をしてコミュニティを広げた
・庭に梅が生えていて、塩づくりをしている友達ができたから、梅干しを漬けるようになった
・海に行ったらわかめやひじきがたくさん生えていたから食べている
・庭に柿の木が生えていたから、葉を採ってお茶にしている(買うと高いですよね)
・味噌だけでなく、醤油も手作り。
・20年使われていなかった土地を開墾して野菜を作っている
・土を耕さないで、米を育ててみている
・子供たち(4人いる)にも田植えを手伝ってもらっている
などなど。
すべて自分たちで責任を持って選択していく。
また、ブログをじっくり読んでいて驚いたのが、お子さんを自宅で家族だけで出産しているということ!!自分たちで出産方法を選択して、自分たちで産み落とした、とのこと。
こんな風にいろんなことを自分で選択していく、そんな生活が広まれば良いのにな〜〜と思っております。
yamada野菜はこんな生活スタイルも色々な方に提供できるよう活動していきたいと思います。
と書かれていましたが、これは出産に関することだけでなく、食への向き合い方や、暮らしへの向き合い方、すべてにかかってくることだと思いました。
とにかく、信念とその筋の通った真っすぐさに、ただただ感服です。
そして、日々の生活の写真に映る、お子さんや奥さんの笑顔が本当に素敵で。
こんなに若くて、きちんと自分たちですべて「考えて」暮らしを営んでいる人がいることが、なんだかとても嬉しくなりました。
この出会いに、感謝感謝です。
山田さんのトークイベントのあとは、市町村の担当者のブースで参加者がそれぞれフリートーク。
わたしたちが興味があったの市町村はただひとつ。
…そのあたりについては、また次回のブログで書いてみようと思います。