四万十川と皿鉢料理で高知文化を感じる!松山〜四万十〜高知ぐるっとドライブ旅行記3

旅行記

ちぇこです。

前回(▼下の記事)までの続きを書いていきます。

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旅の工程はこちら。「2日目」のルートを通っております。

さてさてさて!

鬼北町を過ぎ、いよいよ四万十川を南下していきまっす!

ところで四万十川ってどんな川?

四万十川は、四国内最長の川で一級河川。(※一級河川とは、国土保全・国民経済上で特に重要な川で、国が管理している川のことです。

大規模なダムが建設されておらず、川本来の悠久の原風景が今でも残されていることから「日本最後の清流」とも呼ばれています。

また、柿田川・長良川とともに「日本三大清流の一つ」とも呼ばれるんです。

この四万十川ですが、どこを流れているかというと…ざっと書いてみました。

こんな感じであります!高知県高岡郡津野町の不入山が源流で、高知県中西部(四万十市や四万十町)を逆S字を描くように蛇行しながら多くの支流を集め、四万十市で太平洋に注ぎこみます。

県庁所在地である高知市や高知龍馬空港からは車や汽車で2~3時間はかかってしまいます。

四万十川が流れる四万十市や私の祖母の家がある宿毛市などは昔から陸の孤島といわれているほど、アクセスが悪いんですよねえ…汗

でもそれ故に、人の手が加わらず原風景がこうして残ったのかもしれません。

四万十川とひとことで言っても、様々な顔を見せてくれるのも魅力です。

流域面積の85%が森林で、中流域は流れが激しく蛇行を繰り返しているため豊かな自然景観。そして下流域は、大きく蛇行しながらゆったりと流れているため、最も四万十川らしい景観を見ることができます。

一般的に「四万十川」と聞いてイメージされるのが下流域だと思います。

まさに☆フォトジェニック☆な景色が広がるんですよ♪

四万十川にかかる60あまりの沈下橋

そんな四万十川の有名な風景、「沈下橋」をご存知ですか?

沈下橋はその名のとおり手すりや柵がない渡し橋で、川の増水時には水面下に沈んでしまう橋のことをいいます。

四万十川には60あまりの沈下橋がかけられていますが、高知県が保存対象としている沈下橋が47。

こんなにあるんですねー。

その中でも、今回はわたしのおすすめの沈下橋を紹介します!

岩間沈下橋

岩間沈下橋は四万十川中流域に架かる、高知の里山らしい光景が広がる沈下橋です。

大きくカーブした川の流れが特徴的で、度々ポスターや観光ガイドブックに採用されているのはこの岩間沈下橋です。

今回私たちは岩間沈下橋に立ち寄りました。国道沿いですが、突然現れた沈下橋に初めて来た夫はびっくり!運転もやはりかなり怖かったようです。笑

臨場感ある…笑

国道には広く見渡せる駐車場があるので、そこから撮影するのもおすすめです。

アクセス:JR中村駅より車で50分。JR江川崎駅より車で20分
高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間15分

勝間沈下橋

勝間の沈下橋は、他の橋と違い橋脚が3本あるのがポイントです。川幅が広く、流れも穏やかです。

釣りバカ日誌のロケ地としても有名で、釣りファンにはたまらないスポットです。

アクセス:JR中村駅より車で30分。バスは江川崎行で鵜の江下車
高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間20分

高瀬沈下橋

高瀬沈下橋は川の流れが穏やかで河原も広く、夏はホタル観賞やキャンプなどでにぎわいます。

アクセス:JR中村駅より車で25分。バスは江川崎行で高瀬橋下車
高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間20分

三里の沈下橋

訪れる人が佐田沈下橋や岩間沈下橋に比べて少ないので私は穴場としておすすめしたいのがこの三里の沈下橋。

アクセス:JR中村駅より車で20分。自転車で50分。バスはあるが不便
高知自動車道四万十町中央ICから、車で1時間20分

佐田沈下橋


四万十川最下流で最長の沈下橋です。

生田斗真さんが主演されていたドラマ「遅咲きのヒマワリ」のロケ地でもあります。

アクセス:JR中村駅より車で15分。自転車で40分。バスはあるが不便。
四万十町中央ICより車で約80分。

おまけ。

2015年のお正月に帰省した際は、珍しく大雪が降って沈下橋も一面雪景色でした。

雪もまた素敵ですよね。

***

さて!!!!

岩間沈下橋を経由し、無事平野部に降りてきたわたしたち。

ついに宿毛市にある私の祖母の家へ到着しました。長かった~。

夕食は、両親が昔から御用達?の皿鉢料理を予約してくれていました。

皿鉢料理とは、刺身やたたき、すし、煮物、焼き物などを大皿に盛り合わせたもののこと。

高知県の郷土料理です。宴会用なので結婚式や、法事、親戚が集まるときなどに昔から私も食べてきました。

よく母が言っていたのは、昔から結婚式には皿鉢料理が出て、お皿にドーンと乗ったものがテーブルにドーンと並び、来たい人が来て勝手に食べて勝手に祝って勝手に帰っていく、という感じだったそうです。笑

今回その皿鉢料理を夫に体験してもらいたく、おもてなしです。

ではいきます。

ドーン

ドドーン

こちらはお刺身。カツオやイサキ、グレが乗っています。

こちらが煮物・焼き物・すし・揚げ物ですね。とはいえ貝やカニ、イカなど海のものが多い。

サバの姿鮨も。高知県っていわゆる握られたお寿司って考えてみればあまりないんですよね。

お寿司といえばサバとかアジとかの姿鮨。なんていうか大胆なんです。

繊細さがないというかあけっぴろげというか…笑

でも味は新鮮で間違いなく美味しいです♡お刺身も、高知の甘い刺身醤油につけていただきます。

そんなわけで、皿鉢料理を食べたあとは、私たちは近くのホテル「足摺テルメ」へ移動!!!

旅レポート、続きますっ!

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