ちぇこです。
先日書店で、はあちゅうこと伊藤春香さんの「半径5メートルの野望」が文庫版として出ていることを知り買ってみました。
はあちゅうさんの本を読むのは初めてでしたが、他のどんな自己啓発本を読むよりヒリヒリとした痛みのようなものを伴って心に響いてきました。
タイトルの「半径5メートルの野望」とは、自分の見えている日常の範囲は半径5メートルであっても、ひとりずつ別の半径5メートルが合わされば少しずつ世界が広がっていく、という意味。
この本では、はあちゅうという人が新しいネットの時代とどう向き合って、どう挑戦していっているかが赤裸々に描かれています。
新しいことを始める改革者にはつきものともいえる世間の厳しい声に度々やられながらも、何度も立ち上がる姿がとっても印象的です。
今わたしはネットを使って自分の環境を変えようともがいている毎日なので、このタイミングで読むことができて本当に良かった!と思っています!!!ヽ(`Д´)ノ(興奮気味。)
「半径5メートルの野望」痺れるほどの名言たち
冒頭に書いたように、この本の中には、はあちゅうという人の野望や人との向き合い方、仕事への姿勢などがぎゅっと詰め込まれています。
どこまでも野心的で、本当は隠してしまいたいであろう本音もさらけ出しています。
悔しい思いをしたことも、本にすることでネタにして昇華させた上に、(当人にはわかるでしょうから)見事に公開仕返しまでしてしまっている。
ほんと、かっこよすぎる!笑
なかなか、ここまで日々ストイックに生きるのは簡単ではないですが、さえない自分を変えたい時に奮い立たせてくれるヒントが満載です。
そこで今の私にとっても刺さった名言を勝手に絞りに絞って5つ挙げてみました。
それではいってみましょう~。
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第5位
普段、「あの夢が叶ったら私は幸せになるはず」という思考や妄想って意外としてしまいがちですよね。でもそんな考え方に一撃!!
夢さえ叶えば幸せだと思っていると、そう思うこと自体が夢を遠ざけてしまうかもしれません。いつまでも捕まえられない影を追っていれば、幸せになれない自分への言い訳が立つからです。
ひょ~~!!!胸が痛い。胸が痛い。笑
でも本当にそう思います。
「こうなったら幸せ」(例えば結婚したら、とかお金があったら、とか。)という状態を妄想して、[それが叶いさえすれば幸せになれるのに]と考えるのではなく、まずは今が幸せであることこそを、実感できる自分でいたい。
その上で、前向きに夢へ向けて突き進みたい。
今まさにその訓練中だったのですごく心に響きました。
夢へ向けて何もしない状態でいれば、幸せになれなくても「あの夢が叶ってないから仕方ない」と謎の言い訳ができてしまいます。
…グサグサグササ~!はあちゅう~~~。゚(゚´Д`゚)゚。←誰
第4位
大きな夢を叶えたいなら、日頃から自分の小さな夢を叶えてあげられる自分でいよう、というお話より。
小さな夢をおろそかにしていたら、大きな夢が叶うわけがないのです。
じーん。笑
フットワークの軽さともいえますね。
夢が叶う人の共通点は欲望に素直なことだと文中にありますが、それはまさにはあちゅうさんのことだと思いました。
私は、誰にも禁止なんかされていないのに、勝手に自分で自分に禁止をしたり、制限をかけたり、始めから諦めたり、先延ばしにすることがあまりに多い。
まずは自分の小さな夢を叶えてあげることからやってみることを誓います!
続いて第3位です!
第3位
最低限食べて行ければいい、という暮らしではなく、もう少し欲張りになることを自分に許してもいいのではないか?という問いかけから。
「会社を辞めて、フリーになって食べていけますか?」と聞かれたら「食べていけるかいけないかではなくて、フリーで生きていこうと思ったから、食べていける道をつくります」と言いたいです。
きゃ~ん、男前すぎる。
(//▽//)ぽ♡
「食べられる」「食べられない」という選択肢を自分で作って迷っている時点で、きっと食べられないと思うんですよね。
大事なのは腹をくくって「食べると決める」こと。
決定事項にしてしまって、あとはそこに向けて全パワーを注ぐのみ。改めてそう思いました。
第2位は冒頭の方に出てきた、中傷への立ち向かい方を書いた部分です。
第2位
10年以上ネットの世界で発信し続けてきた中で、批判されたり炎上した経験から、こんなことを言っています。
覚えていてください。「あいつなんてもう終わってるよ」と言ってくるような人は、その人自身、何ひとつとして始まってもいないような人です。
いやーーーー
これはほんとにスカーーーッとしました!!!
絶対、はあちゅうさん前世は武士とかでしたよね?というくらいの潔さ。
過去のエピソードを読んでいると、本当にネットの世界は怖いことも多いなとゾッとしたのですが、そんな辛い思いを何度もしながら、それでも立ち上がってきた強さはこんなところにあるんですね。
痺れまくりました。
さて、1位です!
第1位
人は変わり映えのしない毎日うんざりしたりするけれど、1ヵ月で人生が変わってしまうことはザラにあることだ、という提案から。
何かほんのささいなきっかけで、人生は、1ヵ月前と全く別物になるから、「一か月だけ全力を出してみる」というのは試してみる価値のあるチャレンジだと思います。
たくさんの素敵な名言がありましたが、これを1位に選んだのは、すごく温かくて勇気づけられたから。
この数ヶ月で私自身は本当にやりたいことが見えてきました。
見えている世界がものすごいスピードで変わってきているのを実感しています。
でも、その途中にありながら私自身の行動のペースはとっても遅いと感じています。
自分に甘い。そう思っていた本文の終わりに差し掛かる頃、この言葉をみてすごく嬉しかったのです。
とにかくまずはやってみる!自分の中のワクワクを信じてみる!
今日からの一日を、全力で駆け抜けてみたいと思います。(炎∀炎)めらめら!
ものすごくパワーに溢れた一冊で、本当に刺激を受けました。
以上、「半径5メートルの野望」を読んだ感想でした!