フリーランスになるには?取り柄のない私が独立してフリーランスとして4年間やってこれた理由

おすすめ記事

突然ですが、あなたは「独立」「フリーランス」についてこんなことを思って悩んでいませんか?

・今の働き方になんとなく充実感がない
・自分には才能がない、独立できるのは才能のある一握りの人だ
・正社員を手放してチャレンジするのが怖い
・「好きを仕事に」なんて、幻だと思っている

この記事では、そんな考えをお持ちの方に向けて 、同じように思っていた私が、

WEBディレクターとして独立し、フリーランスとしてこれまで4年間やってこれた理由をお伝えしたいと思います。

結論から言うと、私はフリーランスになって本当に良かったです。

もし、独立やフリーランスになることを考えている人に私の経験が少しでも役に立ち、背中を押せたらこんなに嬉しいことはありません。

自己紹介。私がフリーランスになるまで

改めまして、ちぇこと申します。

関東在住、WEBディレクターとして在宅で働きながら、夫とふたり暮らしをしています。

私は、自分の人生において「フリーランスとして働く」ことになるなんて、正直まったく想像していませんでした。

父は公務員、母は専業主婦という家庭で育ったこともあり、仕事というのは生活の安定のためにあると、どこかで強く信じていたように思います。

以下の記事はちょうど4年前に書いたものですね。

だめだめなわたし。就職できず…

さてそんな私の独立までの職歴ですが…

一浪して大学に進学し、そしてあっという間に3年生となりまわりは就活モードに。

説明会に数社は顔を出したものの、“競争する”ということへのパワーがもう湧かなかったことと、圧倒的な自己肯定感の低さから「私なんてどこも採ってくれないだろう…」と早々に就職活動をドロップアウト。

卒業後は一年ほどNPOに所属して海外ボランティアに参加して過ごしました。

その後、重い腰を上げて就職活動開始。

新卒ではないのでいろいろと不利ではありましたが、 幼い頃から「編集者」「メディア」に憧れがあり、

最終的に某結婚情報誌の広告代理店で制作ディレクターとしてアルバイトからのスタートということで採用してもらいました。

それははそれは華やかな世界で、そして働くひとたちが本当に素敵な方ばかりで、たくさんのことを学ばせて頂きました。

けれどもあまりに激務だったこと、そして私自身の力不足(メンタル面の弱さ)で、3年あまりで退職することになりました。

転機~ひょんなことからWEBの知識を身につけることに

そして転職活動ののち、通販会社にクリエイティブ職で入社。

小さな規模の会社だったので、パンフレット制作からお客様対応まで様々な業務を行いました。

その中で全く経験のなかった「WEB制作」に関しても、やらざるを得ない状況になっていきました。

必要に迫られてのことでしたが、 独学で学んだり、スクールに通ったりして身につけていきました。

(私はKENスクール[PC教室]というところでHTML5、CSS3、Javascriptを学びました。)

今となってはこれが私にとって大きなターニングポイントとなったのでした。

ブログという発信媒体をもってみた

しばらくして、WEBまわりの勉強会で夫と出会い、夫のサポートのもとプライベートの個人ブログも開設。

発信することの楽しさや面白さに開眼!

ブログに加え、通販会社でのWEBサイトにおけるマーケティングやサイトデザイン等の楽しさも相まって、やればやるほどにはまっていく私がいました。

心理を学ぶコミュニティに属してみた

一方で、ブログ発信をし始めると様々な「心のブロック」にぶち当たりました。

自分のこれまでの生きづらさや、前職で精神的にも潰れてしまったことはすべて「心」に起因するものであるとわかっていたので、心理学を学ぼうと決意。

そして心理の学びの中で、最高の出会いをたくさん頂きました。

志を同じくする人たちの「コミュニティ」に属することでまたひとつフェーズが変わったのです。

こうしてWEBディレクター(会社員)として働きつつ、心の学びを経ることで自分の力を試してみたい!と準備が整い、退職することを決意したのでした。

私はこれからの時代は確実に「自分自身」や「心」と向き合うことが要になってくると思っています。

心理を仕事にするという目的でなくても、心理の学びはすべての人に役立つからです。

だからたくさんの頑張っている人たちに、心理学の知識を取り入れてもっと自分を好きになり、もっと楽になってもらえるようになることが、私の新たなビジョンのひとつです。

友人に試しにサービス開始

「コミュニティに属する」ことがとても大切だと書きましたが、それは精神面のメリットだけではないんです。

私は、コミュニティに属することで、ビジネス面で受ける恩恵が実はとても多かったのです。

当時そのコミュニティにはWEBまわりを職にしている人があまりいませんでした。

けれどもみんな発信やホームページについて様々なお悩みを持っていたんですね。

小さな「場」ではあったけれど、ある意味ブルーオーシャンだったのです。

まず私は集客に困っていた友人にお試しでサイトの導線整理をしたり、簡単なバナー制作といったデザインのお仕事をやってみることにしました。

自分のスキルが果たして世間の役に立つのか?半信半疑だったからです。

しかしこれを機に、コミュニティ内で多くの方からお声がけを頂くようになったので、結果的に大成功でした。

幅と可能性を拡げてもらい、過去最高益に

そうやってお声がけ頂いたお仕事を一生懸命こなし、作成のプロセスや納品した作品をSNSで必ず紹介することを地道に続けました。

私は営業というものをしたことがないのですが、その発信を見て「こんなことできる?」と声をかけてもらったり、クライアントさんからお友達を紹介頂くことを通して、仕事が途切れることはありませんでした。

気づけば、2021年度は過去最高益を突破していて、とてもありがたく不思議な感覚でした。

運がとても良かったと思います。

失敗や反省こそが成長への道標

一方でこの4年間で反省点もたくさんありました。

何でもかんでもお仕事を受けすぎたり、クライアントさんの真の要望にお応えできなかったり、技術不足だったり、単純に相性が合わないのにお互い我慢したり…。

会社員の時には上司に進捗を相談したり、先輩や同僚がフォローをしてくれたり、後輩が話を聞いてくれたりと、何か違う視点を得られる環境にありました。ありがたいことでした。

けれども今はフリーランス。1つの仕事に対して全て自分で責任を追わなくてはならないのが、厳しい部分でした。

けれどもどんな時も、「失敗こそが、私を成長させてもらえるもの」でもあります。

そこから何を学びとるのか、この問題は何を学ぶ必要があるために起きているのか?

…辛くても、その視点から考えることができるようになった分、自分で自分の人生に責任を持って生きられるようになってきました。

お仕事ってきっと、職種に関わらず、

どうしたら自分を幸せに・楽しく・自分らしく働けるかを、トライ&エラーを繰り返しながら探っていく練習場のようなものなんだと思うんです。

その意味では、フリーランスは結果がダイレクトに自身に返ってくることに、大変さと大きな喜びがあります。

少なくとも私は、フリーランスとして働く過程で悩みながらも、大きく大きく成長させてもらっています。

今の働き方が最高に幸せだし、今の自分が好きだし、とても充実しています。

フリーランスとして生きていく秘訣

ここまでゆる~~っと私のフリーランスになった経緯を書いてみました。

改めて振り返ると、私にはいつも強固な戦略があったわけではなく、運が良かった部分も大きいです^^;

まだまだこれからどうなるかならない、道半ばの私ですが、私が思うフリーランスとして生きていく秘訣は、こんな感じです。

一人ひとり才能とお役目がある

そもそも、フリーランスとして生きるということは、「自分を生きたい」「自分の力で生きてみたい」という情熱の表れなんじゃないかなと思います。

それは会社員が良いとかフリーランスが良いとかいった、「どちらが正解か」の二択ではなく。

どういう働き方なら、自分が生き生きするのか?幸せなのか?面白いのか?自分を活かせるのか?それに尽きるのだと思うんです。

そして、私は過去、独立してやっていくような人はずば抜けた才能や商才、営業力、技術力がある一握りの人だと思い込んでいました。

けれども、それは完全な誤解でした。

私たち一人ひとりの存在は、本当に素晴らしいそれぞれの才能を持っています。

「私なんて大したことないし」といって自分の可能性を潰していたのは、私でした。

そう、案外、自分の才能を一番信じていないのは他の誰でもない自分だったりするのです。

流れに身をまかせる

私がこれまでフリーランスとして生計を立ててこられたのは、運によるところがとても大きいです。

でもひとつだけ自信があるのは、「来る流れに身をまかせる」という選択をし続けたことです。

ここへの信頼だけはなぜか持っていて、その直感みたいなものが、今の場所へ私を連れてきてくれたように思います。

私たちは、私たち自身の本来の力を心から信じてあげれば、必ずどこかから応援が入り、道ができていきます。

「そんなふわっとしたきれいごと、非論理的で怪しい」と思われるかもしれません。

けれども大きな意図を立てて、あとは執着せずにふわっとリラックスしていれば、ビジョンは現実化していくのだということを、この4年間の私の体験から、自信を持って言えます。

そのために自分とつながる

ではその状態に自分を持っていくにはどうすればいいかというと、

常に「自分とつながる」ということを意識するに限ると思っています。

本当の私の望みは何か?人の作った理想を、自分の理想だと思いこんでいないか?人にどう見られるかが基準になっていないか?本当にあなたが心からほっとするのはどんな時か?本当は嫌なのにNOが言えず続けていることがないか?

そうやって自分自身と深く対話し、より純度の高い状態に自分を保つ=自分とつながっている状態にしておくことがとても大切だと私は思います。

理想の働き方を実現するためにも、これはこれからもずっと持っていたい心構えです。

私の経験からおすすめすること

最後に、私の経験値という狭い範囲ではありますが、フリーランスとして働くにあたりおすすめしたいのはこんなことです。

ちょっとでもやってみたいことは、試してみよう

きっと人生は、思っているより長くありません。

頭でぐるぐる損得や可能不可能を考えすぎず、「やってみたい!」という体の奥底からやってくる感覚に忠実に、それを叶えてあげてください。

自分で自分の純粋な意欲を叶えてあげる練習です。そうすることで、どんどん純度の高い自分になり、現実化が進んでいきます。

自己探求も大事。コーチングやカウンセリングを受けてみよう

それから「◎◎がやりたい」という願いがあったとして、それがなかなか叶わないとしたら

セットになってくるのが、潜在意識に眠る感情の抵抗と潜在意識に眠る思考の抵抗です。

そういったことを同時にひとつひとつクリアにしていくことが、不可欠だと私は思います。

自己探求は強くおすすめします。

WEB業界は強い

私は流れでWEB業界に今着地していますが、WEB業界でお仕事ができて本当にラッキーだったと思っています。

コロナによって在宅勤務もとても増えたと思いますが、WEBの仕事はネットさえ繋がればどこでも仕事ができます。

そしてWEBまわりの技術を身に着けていれば、職が全くないということはないでしょう。

独立してフリーランスになるのならば、WEBディレクターやWEBデザイナー、マーケター、クリエイター、ライター職はおすすめです。

独学でも良いですがスクールをうまく利用するなどして、自己投資することは即戦力になるので後々に生きてくると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

フリーランスになりたい人、挑戦してみたい人を私は心から応援しています。

好きな時間に起きて、好きな場所で自分の優先順位を大切にしながら、そして生きていくお金を創造しながら生活する毎日は、シンプルで。極めて豊かで。幸せです。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです(*^^*)

タイトルとURLをコピーしました