成功したい人は読むべし!潜在意識にアプローチする実践的な手帳術

ノート術

こんにちは。

手帳・ノートが大好きなちぇこです。

これまで読んできた大量の手帳術・ノート術の本や情報を少しずつアウトプットしていくこのシリーズ!

▼シリーズ第1回はこちら。

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今回紹介するのは、2019年9月に発売されたばかりの手帳術の本。帯には「この手帳術のおかげで、単月売上15倍の1,500万円を達成しました」というユーザーズボイスがあります。うひひ ($∀$)わくわくしますね。

こんな方におすすめです!

こんな方におすすめ

  • 本気で自分と向き合いたい
  • 目標をしっかり立てたい
  • 成功したい
  • ビジネスを軌道に載せたい
  • 実践と心の両面からアプローチしたい

 

それではいってみましょう。

「書いて、見る」それだけで夢は叶う

今回私が読んだのは浅川智仁さんの「お金と心を動かす手帳術」(かんき出版,2019)です。

 

タイトルと、メタルチックなブルーの表紙がインパクト大です。

もともと浅川さん自身がコンサルのお仕事をされている方ということもあり、かなりビジネスや目標達成ということに軸を置いた手帳術です。しかも、それでいて心の仕組みについても取り入れているところが画期的です。

ノウハウがぎっしり詰まっているので、はっきり言ってこれを1,400円で読めるのはかなりお得だと思います!!

さて、そんな本書ですが、冒頭で「書いて・見る」それだけで夢は叶うと言い切っています。それはこの手帳術がスケジュールを管理するのではなく、夢や目標を管理する手帳術から。

私がすごく印象的だったのは、「成功とは何か」というそもそも論の部分です。

筆者は、成功とは目標の達成であり、その目標とは他人軸ではなく、自分が「これが価値があるんだ」と認めたものであるということ。

他人軸で目標を決めると、あっという間に「上には上がいる」ことに気付かされ、キリがないですもんね。目標の設定から、しっかり自分と向き合っていきたいものです。

では、その目標を具体的に設定するためのヒントとなるのが、ナポレオン・ヒルの「成功の哲学」にも書いてある願望を手に入れるための6箇条です。


  1. 目標を数値化する
  2. 目標を達成するための代償を決める
  3. 目標の最終期限を決める
  4. 目標達成のための詳細計画を立て、すぐに行動に移す
  5. これらをすべて紙に書く
  6. 紙に書いた目標(願望)を起床直後と就寝直前になるべく大きな声で読む

目標を決めることの大切さを本書でしっかり実感した後なので、この6箇条がしっかり頭に入ってきます。

目標を数値化すること、期限を決めるといったことは私もこれまでいろいろなところで何度も目にしてきたのですが、やっぱり「紙に書く」ことが大事だなと個人的にも思っています。

そのため、この手帳術の詳細な方法は、これまでの1年の振り返りから始まります。

そして、上記の6箇条をヒントにした「人生の8分野」について設定をします。

人生の8分野を考える

筆者は、振り返りを行ったら、目標を設定するのと同じくらい、現在地を知ることが大切だと言います。

そこで紹介されているのが、「人生の8分野」について書き出すこと。

人生を分野ごとに分けて書き出し、現在の地点を採点する方法です。

これは、私が大好きな逆算手帳の「ライフビジョン」のページともとても良く似ています。

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また、自らのミッションを見つけ出す手助けとなる「ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方という本でも、同じように分野に分けて自分を分析するという手法が取られています。

それぞれの項目を並べてみました(オタクですw)。

本書 逆算手帳 ザ・ミッション
1 仕事 仕事 ビジネス
2 人間関係 人間関係 人間関係
3 健康 健康 身体
4 時間(趣味) ライフワーク
5 財政 お金 お金
6 能力開発 学び・成長 知性
7 精神・感情 楽しみ 心と精神
8 環境 ライフスタイル 家族

使われている単語は違えど、だいたい要素は重なることがわかりますよね。

つまりは、人生を考える時や目標を設定する時は、これらの要素を軸にすると良いということですね💡

深層心理にアプローチしてじっくり自分と向き合う

私がこの手帳術で一番素晴らしいな…と感服したのは、目標設定の段階で、しっかりと自分の深層心理(潜在意識)にアプローチしている点でした。

どういうことかというと、「目標設定」と聴くと、目標に向けてどんどん突き進むイメージが強くないでしょうか?

でも、それでもどうしても達成したい目標に向けての行動ができなかったり、予定通りに行動できない自分を責めてしまったり…することはありませんか?自分に課する目標が高い人ほど、そうなる傾向にあるように思います。

そんな心の葛藤にも、この手帳術では向き合っているんです。具体的には2つあります。

1.目標を達成する痛み

本書では、「モチベーションを明確にするマトリクス」という手法があります。

それは、真ん中に目標を起き、それを中心として目標を達成した時の「代償」と「報酬」、そして達成しなかった時の「痛み」と「快楽」4つをそれぞれ書き出すのです。

特筆すべきが、この「目標を達成した時の代償」です。

その目標を達成するためには何かが代償となっているはずで、実は深層心理(潜在意識)がそれをすごく嫌がっていて抵抗していることを、自ら自覚しよう、ということです。

代償となっているものの代表は時間・労力・お金。

この「代償」に向き合うことで、無意識の阻害要素が意識化され、ブレがなくなると筆者は言います。

2.目標を達成しなかった時の快楽

そしてもうひとつ。「目標を達成しなかった時の快楽」にも注目しています。

上記のマトリクスを書き出すと、これまた「目標を達成しなかった時の快楽」も必ず出てくるのです。

これは私自身も今心のことを学んでいるから本当に実感するのですが、

欲しい現実があって、それが現実になっていない時には、本人も気づいていない信念(思考)がそこに関わっている可能性がかなり高い。

そして欲しい現実を阻害する信念(思考)には、必ずメリットがあるのです。それが本書で言う「目標未達時の快楽」ですね。

ここの部分と目標設定の段階でしっかり向き合えたら、ものすごく効果があるなと思いました。

私も自分の手帳で本書形式の「人生の8分野」と「モチベーションを明確にするマトリクス」を書いてみました。▼

dav

 

すぐに取り入れたい手法あれこれ

さて、この他にもすぐに真似したい!と思った細々とした手法がたくさんあったので、個人的に気になったことをピックアップしたいと思います。

理想像(モデル)を明確にする

本書を読んでいて「こんまいのう(細かいなあ)」と「なんちゃあない(何でもない)」という私の故郷の土佐弁が出てきてびっくり!(´゚д゚`)したのですが、実は筆者が坂本龍馬のファンで、好きな言葉なんだそうです。

この手帳術では、理想像(モデル)を明確にしようと言っています。

その理想像の好きな言葉や行動・見た目・信念などを書き出していくのです。

成長の速度を速めるのは、「真似る」ことですね。その意味では、なりたい自分への理想像を持つことは夢実現への近道だなぁと思います。

私の理想像はターシャ・テューダさん。ビジネス面では近藤麻理恵さん✨そんなふたりをイメージできるページを作ってみようと思います。わくわく!

この他にも、

・予定を色分けしてどの分野に割いている時間が少ないかひと目でわかるようにする

・ToDoリストを終わったら赤色で塗りつぶして快楽を味わう

・「フィードバック成功ノート」を記入する←何事もやってみた後は、見返してPDCAを回すことが大事ですよね。

・毎日日記を書く。←一言でもいいので書く。「もっと自分の人生のドラマを自分自身でしっかりと見てあげてください」というメッセージが刺さりました。

…などなど、とても参考になることがたくさんありました。

今回ブログでは本当にほんの一部を取り上げたのですが、とにかく内容が詰まっていて、本当にこの本の内容をしっかり取り入れて実践したら、かなり手帳力がつき、現実が動く出すだろうなと思いました。

素敵な実践的手帳本に出逢えてとっても幸せでした(*^^*)



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