私の続発性無月経の記録を振り返ってみました。【無月経からの妊娠・出産を明るく目指す!日記1】

ちぇこ

このブログでは、日々の料理やインテリアのことをつらつらと綴っていますが、私が現在行っている体質改善についてもこれから書いていこうと思います。

私の最大の悩みは、長年の「無月経(生理不順)」。きちんと向き合うようになり、わかった小さな真実のひとつひとつを、記しておきます。

無月経だけれどもいつかは妊娠・出産もしたい。
やってみて、必ず叶うことではないのも妊活の難しさではあるけれど、体質改善をすることに大きな意味があると思い、このブログでその過程を書いていきたいと思います。

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私の無月経の記録。

「無月経」とは、生理不順の中でも半数を占める症状のこと。

無月経にも2種類あり、

●原発性無月経…18歳を過ぎても月経になったことがないもの。
●続発性無月経…一度はあった月経が、3カ月以上停止したもの。

私の場合は、小さな頃から体が小さく、背の順ではいつも1番前。華奢だったこともあってか、初めて生理が来たのが中学2年生の頃でした。

でもその後1年経っても生理が来ず、中3で初めて母親に連れられて婦人科を訪れたのを覚えています。

私の祖母も初潮が19歳と遅く、またかなりの生理不順だったと聞いていたので、隔世遺伝的な部分もあるかもしれない、と当時は軽く考えていました。

父親の仕事の都合で転勤族だった私は、何度も転校を経験しながら育ちました。

もともとの性格としては陽気で目立ちたがり屋な反面、ひどく繊細で傷つきやすい部分もあります。

今思えば何度も何度も自分を押し殺してまわりの環境に合わせ、転校生という特殊な立ち位置を乗り越えてきたなあ、と思います。

思春期の頃からは、つらいことやしんどいことがあると「食べ物」に走るようになりました。

甘いケーキ、パン、チョコレート…
美味しいものを食べると、救われる気がしたんですよね。

そうこうしているうちにどんどん太りだし、高校2年の頃には身長152cmで体重は62kgまでになっていました。
華奢だった幼いころの面影はありません。

学校も楽しいし、友達にも恵まれているけれど、その一方で
鏡を見ると「こんなはずじゃない私」が映っていて、虚しさでいっぱいでした。

みんなを笑わせるのが大好きな陽気な部分と、小さなことに引っかかってすぐに気分が落ちてしまう部分がいつも同居していて、

「元気だったり、すごく落ち込んでたり、感情の起伏が激しいよね~」なーんて友達に言われた日には、凹んだなあ…。笑

そんな高校時代も、上京して初めての一人暮らしをした大学時代も、広告代理店に就職してバリバリ働いていた時代も、ずっとずっと相変わらずの無月経でした。

病院には通っていましたが、かなり放置気味で、半年や1年空くこともザラでした。

これまで人生で生理がキチンと来た経験がなく、また生理不順によって起きる体調不良を感じたこともないので、悪い意味で慣れっこになってしまっていたのだと思います。

実際に、続発性無月経は生理がこないこと以外はほとんど自覚症状がないのも特徴のひとつだと言われているそうです。

無月経の原因は?どこが悪いの?

そもそも、無月経の身体的な原因は【視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、卵巣、生殖器】などの機能異常によって起こるそうです。

そしてこれらの機能が異常になる原因もいろいろあるようなのですが、私の場合には幾つもの婦人科にかかってきたにも関わらず、理由はいつもわからなかったのです。

お医者さんにも、はっきりと原因を言われたことがありませんでした。

…というより、今振り返って思うのは、

わたし自身が原因を知ろうとしていなかった

ことに尽きるのだと思います。

婦人科に行くといつも「そんなに来ていないの?」と驚かれ、まず注射をされるかホルモン剤を出されます。
そこでは生理は来るのです。きちんと体は反応します。

そうすると、「薬で反応があったから、すぐに大きな問題があるということはないでしょう」と言われて、カウフマン療法がスタートします。

※カウフマン療法とは、ホルモン剤を飲むことで人工的に周期的な月経を引き起こし、同じリズムで自然に月経が起こるように改善する治療法のこと。

決められた薬を毎日きちんと飲み、薬の効能通りに生理は来ます。

そして、数ヶ月飲み続けた後薬をストップして、自然に生理が来るか様子をみると、はじめの1ヶ月は来るのですがその後がやっぱり止まってしまうのです。

いつも、この繰り返しでした。

世の女性には、みんな普通に来ている生理が、私には来ない。

それは、「女性として失格だ」と言われているようで、落ち込むことも何度もありました。

何が足りないのだろう。

私の中で何が欠落しているのだろう。

自分で自分に、女としての「不良品」のラベルを貼っていました。

私に訪れた転機と、新しい無月経治療の道

そんな日々を過ごす中、1年前に大きな転機がありました。

結婚です。

私にとって、結婚と出産は昔からの憧れ。

無月経ではありましたが、妊娠・出産はできるだろうとなぜかずっと思っていました。

でも、いざ結婚が目の前に迫ってくると「妊娠できないかもしれない」という恐怖もたまに襲ってくるようになりました。

夫にも、無月経で治療中であることは伝えました。

でも夫は「大丈夫だよ。妊娠できるよ(´ー`)」と呑気に構えており、自分を責めいていた私にはそれが救いであったこと、また「子供ができなくても、それはその人生で、また良いものだ」と言ってくれたのです。なんて器が大きいのだ!!!

…でも、でもです。

テレビ番組「はじめてのおつかい」が大好きで、涙しながら見ている彼です。

家族を持つことを、楽しみにしているに違いありません。

私は、自分自身はお母さんになるのはちょっとまだ怖いけど(精神的にへっぽこなのでちょっとまだ自信がない)、それでも

彼を「お父さん」にしてあげたい

とは強く思うんです。

だから、やっぱり、きちんと自分の体と向き合おう。

まずは無月経を改善しよう。

そうして、改めて自分なりにいろいろと調べて、無月経改善に向けて動きだしました。

そして驚きました。自分の体について初めて知ることがわんさか出てきたのです。

つづく。

ABOUT ME
ちぇこ
ちぇこ
心理カウンセラー/エニアグラムファシリテーター/ビジュアル化プロデューサー
'83高知県生まれ、いろいろ育ち。関東在住、夫と二人暮らし。「人の目ばかり気にする自分を変えたい!」と思いブログ発信を開始。月間183,000PVを達成('18/7月)したことも。インテリア・料理・古民家・田舎暮らし・心のことがすき。その後心理を学び、自身も心理カウンセラーに。自然とともに生きていた魔女にあこがれてこのタイトルを付けました。モットーは「今日も一日幸せだった」とつぶきながら眠ること。
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